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日々の出来事を徒然なるままに…


  ロホマンの結果
Date: 2019-04-20 (Sat)
4/19の早朝0:25頃の話ですが、知人にビッドを頼まれていたオークションに負けました。モノはシカゴにあるSusanin's Auctionsが出品したロホマン社製ディスク・オルゴール。丸いパイプでできたチューブラーベルが12本付いていて、とても力強い優れた音で演奏します。この個体はベルが3本外れていますが、その中の1本は行方不明、ベルの音色も含めた復元は至難でしょう。ディスクの直径は24インチ半(≒62p)とでかい。ビン(ディスクを入れる台)付きだと高さは2.5mぐらい。ケースはボロボロ、モーターカバーとクラウン(上部の独特な装飾)は紛失。完全な状態だと写真の様な格好になります。

ディスクは使えそうにない錆錆が1枚のみとかなり悲惨な状況。出品者はオルゴールという物ではないと思っていたようで家具の部門に出品されていました。落札予想価格は300〜500ドル(≒33,000〜55,000円)と何かのマツガイ状態。きちんと整備されていたら安くても300万円はするという素晴らしい代物です。ディスクはイギリスでリカット新品が44種類の中から選べます。

ちゃんとオヒルネをしてから、パソコンを介してオークションに参加。私を登録する作業がえらく手間取り、応札(ビッド)出来るようになったのはオークション開始5分前! でも順調にビッドを入れて何度か最高額を獲得、1,700ドル(≒187,000.円)まで進んだ時に、終了10秒前に1,800ドルを入れて逃げ切ろうとしました。所がマウスが反応しない、あわてて数回クリックを重ねたのが悪かった。マウスを認識するのに3秒ほどかかってしまい、画面が再度表示されたら1,700ドルで他人が落札成功。ガックリ!! 私がコレクションに欲しかったぐらいの逸品。点検と修理に70万円はかからない。悔しくて明け方の4時ころまで寝つけませんでした。71歳にもなって欲ボケ老人で恥ずかしい。

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  ロホマン製のアップライト型オルゴール
Date: 2019-04-05 (Fri)
オークションにロホマン製のアップライト型ディスク・オルゴール(ロット番号2181064)が出品されています。ところが出品された部門がオルゴールではなくて、誤って家具部門になっていました。つまりオルゴールに詳しい人は見ていない可能性が大。出品者Susanin's Auctionsはインテリアや家具専門のようで、オルゴールには詳しくないと思います。オークションは4/19開催予定。これを見るためにはロット番号2181062を画面に出して、その下の似たような出品物の中から探さねばなりません。

説明にはロホマン製オーケストリオンとだけ書いてありますが、ディスク・オルゴールの間違い。ディスクは残念ながら1枚しか付属していないが、リカットで44曲入手可能。ベルの数などから推定して24インチ半の172型160弁と思われます。ケースはかなり傷んでいるが大した問題ではない。曲面ガラスで作られたモーターカバーが枠ごと失われていて、これの復元は大変でしょう。曲面ガラスの代わりにアクリル等で代用するのが安上がり。写真2によるとチューブラーベルが左側が1本(斜めに引っかかっている)、右側が2本外れていて行方不明。ベルの復元製作は大層困難でしょう。櫛歯は見たところ健全。ガバナーは残っている。ビン(ディスクが入る台)が付属しているはずなのに無い。ビンが有れば高さは2.4mぐらいになるはず。
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スタート価格はたったのUS$50、バイヤーズ・プレミアムは30%、エスティメイトもUS$100〜200と格安で何かの間違いじゃないでしょうか?? まともに動けばUS$10,000でも格安! 修理にはかなり(50万円以上)掛けねばならない

ロホマンは銘機の誉れ高い機種で、ディスク・オルゴールを発明した技術者が、ディスク・オルゴール時代の最末期に設計しました。短い期間に僅かな台数が生産されたオルゴールで、ポリフォンのミカド以上に力強い素晴らしい音を聞かせてくれます。

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  ボワ・セレステ
Date: 2019-02-18 (Mon)
またまたオークションに興味深いボワセレステ・オルゴールが出品されています。これは普通のオルゴールにリードオルガン(と言うよりもハーモニカ)が追加されたもので、シリンダー・オルゴールの後期から末期にかけて良く作られました。演奏の例は下記をクリックしてください。演奏は1:05辺りから始まります。
http://www.youtube.com/watch?v=N8BRmf9wrdQ

初期のボワセレステはオルガン・セクションが櫛歯の左側に寄せて組み込まれており、櫛歯は主旋律、オルガンは伴奏を担当していました。今回出品されているオルゴールは後期に作られていたものでオルガン・セクションが櫛歯の中央に組み込まれていて、主旋律を担当し、櫛歯は伴奏を担当しています。詳しくはわかりませんが、多分このオルゴールの鞴(フイゴ)には折り目が切れていて交換しなければならないでしょう。そのような高価な修理費用も見込んでビッドしなければなりません。
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オルゴールの演奏は編曲に支配されています。機械で制御するリードオルガンはビブラートの無い単調な音しか出せませんが、編曲の工夫で素晴らしい音楽を奏でてくれます。このオルゴールには8曲も組み込まれています。中身の濃い4曲入りだと食指が動いたと思いますがぁ〜・・・・・・。

ケースのサイズは66x13x10p、スタート価格はUS$200、エスティメイト(落札予想価格)はUS$400〜600と格安。でも見る人は見ているもので、入札者は既に6名も名乗りを上げていて、現在の価格はUS$1,200になっています。これだと2/24のオークションではUS$3,000を軽く越えて、お金持ちのコレクターの手許に行くことでしょう。

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  ディスク
Date: 2019-02-11 (Mon)
オルゴールの取扱から撤退した会社から、2015年に大量のディスクを引き取りました。当時の資料を読み返して見ると2,326枚引き取りましたが、資料に載っていないディスクがたくさん含まれていましたのでもっと多いと思います。サイズは小さなエーデルワイスの直径14cmから、巨大なロホマン製オーケストリオン用74cmまで大小さまざま。

錆でボロボロとか、ドライブホールが引きちぎられているとか、問題だらけのディスクも有りましたが、いつかは機械による採譜に役に立つであろうと期待して売れ残り全部を引き取りました。しかし2,000枚ものディスクとなると、ものすごく場所をとります。

ある開発担当者からの依頼で、いろいろなメーカーで各種サイズのディスク(但し先方のリーダーの都合で20インチ以下のものだけ)をサンプルとして1枚ずつ送ってほしいという要望です。小さな番号のラベルをディスクに貼り付け、メーカー、直径、曲名、在庫数の表を作りました。結局全部で62種類64枚(エロイカ用は3枚で一組)で梱包は2箱(写真)になりました。50cm以上のサイズのディスクについては、・・・・どうなるんでしょう? こちらで読取装置を作るってぇ?

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  ホスピス
Date: 2019-02-08 (Fri)
少し前(2/2)の話ですが、家内と私の共通の友人がお世話になっているホスピスまでお見舞いに行ってきました。その方は長く癌と闘っておられて、抗癌剤の副作用に苦しんでいました。病気で苦しんでいる方を見舞うのに、何と言って励ましたらいいのか迷いながらのお見舞いでした。話が途切れては気まずいかなと思って話題の一助として中型のデュコマン・ジロゥ製シリンダー・オルゴールを1台持参しました。

その方は抗癌剤の副作用が消えてしまって、昔と同じく笑いころげる明るい本来の姿に戻っていて、懐かしい昔の思い出話に花が咲きました。オルゴールも「珍しい機械、とてもきれいな音!」といって喜んでもらいました。このオルゴールが病床で活躍するのは2回目(1回目は2017/10/4付の日記参照)です。

6階の病室は明るいオーシャンビュー、すぐ外に西宮ヨットハーバー(写真)とクラブハウスがあり、陽光にきらめく波を眺められます。病室からきらきらと光る海を眺めながらオルゴールを聴いていると、モーツァルト的な明るい寂寥感を強く感じました。
http://kodemari.net/recitalidx.html/../mp3/m3u/DG201.m3u

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Date: 2019-01-30 (Wed)
昨日は家内のお友達、若い50台と60代の女性が2名来宅。リビングに置いてあるリードオルガンの伴奏でコーラスを楽しんでいました。うちは前が川なので、どんなに大きな声を出してもへたくそでも平気。

お客さんが自宅で作ったカステラをお土産として持ってきてくれました。オレンジ・ピールが入っていて、少し重い感じで実に旨い、大きい! そして大きなミカンとおかきでオシマイ。私の糖尿病がばれてたみたい。写真は宴の跡でお菓子やオルゴールが散らかってます。

メサイアの一節、ローレライ、ラルゴ、里の秋、主よ人の望み・・・、マンドリン・フォーマットのオペラ、舟歌、デュコマン・ジロゥのキラキラ音等をオルゴールで演奏しました。修理が終わったスピーカーも活躍、中世のクリスマスソング、アリラン(これが受けた)、シオンの娘などちょっと変わった印象深い曲を聴いてもらいました。お土産はオルゴールのベストセレクションのCD2枚! このCDは親父さんが家で聴いて喜んでくださったようで、夜にお礼の電話が有りました。

http://kodemari.net/recitalidx.html/../mp3/m3u/ser06012f.m3u エロイカが歌うローレライです。

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  2018年 大晦日
Date: 2018-12-31 (Mon)
もう23時、2018年も残るは半時間も無いですね。今年は素敵なことが有りました。新しいお友達に恵まれました。私が永年温めてきた新型オルゴールに関して、年末ぎりぎりに大きな動きが有りました。関連する資料の収集やコピーに追われています。

ここ数日は多忙を極めてました。まずオルゴールのクラブ(MBSI日本支部)の機関誌「自鳴琴」67号の編集作業、アンケートの結果報告書が5ページ、カリオペというディスク・オルゴールを作っていた会社の歴史の翻訳が12ペ−ジ、書評が2冊分で2ページ、本部の雑誌の目次翻訳が1ページ。40ページしかない機関誌で20ページも私の記事が占めてしまいました。クラブの決算報告集計は半日で完了と思ってたんですが、ちと手こずって1日掛かってしまいました。

そんなわけで家事手伝いはサツマイモの裏漉し作業以外できませんでした、・・・って私がつまみ食いをするという嫌疑が掛かっていて信用してもらえないみたい。出来上がりは添付写真のとおり。お屠蘇はグレープフルーツジュースの炭酸割りになりそう、私は日本酒の味わいが理解できないのです。

それではこの日記の読者の皆様、佳いお新年をお迎えください。来年もよろしくお願いします。

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  近江八幡のクラブ・ハリエ
Date: 2018-12-13 (Thu)
琵琶湖畔の古い城下町で、町の一部が国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている滋賀県近江八幡市までドライブを楽しんで来ました。

近江八幡に入るとまずロープウェイで八幡山まで登り、頂上に在る城跡(八幡山城)と門跡寺院(瑞龍寺)を見物。八幡山は琵琶湖のほとりにそびえる独立峰で、周囲の景色が遠方まで眺められます。琵琶湖を越えて対岸遠くの山は写真( http://kodemari.net/img3/p638 )の様に綺麗に冠雪していました。さすがに35ミリ換算で300o相当までのズームレンズと手ぶれ補正、遠くの連山をコントラスト良く鮮明に撮影できました。

クラブ・ハリエ日牟禮(ヒムレ)館には優れた建築家であったウイリアム・メレル・ヴォーリズが手がけた旧忠田邸を補修改築した日牟禮カフェ特別室が有ります。私達は特別室一階に在るリビングルーム(http://kodemari.net/img3/p639)に案内されました。特別なケーキ9種類から3個を選び、丁寧に淹れたコーヒーと凝った紅茶が供されました。但し特別室使用料は一人500円也ですが、充分にその価値はありました。

驚くことにリビングにはアンティーク・オルゴールが2台置いてありました。1台は写真(http://kodemari.net/img3/p640)
のオーケストラボックスで、オルゴールに笛と太鼓、ベル、ウッドブロックが組込まれたものです。もう1台はよく見かける15インチのレジーナ社製オートマチック・ディスクチェンジャー。でもどちらも滅多に動かさないようで、担当の人は「操作したことが無いので怖い」と言って聴かせてもらえませんでした。

幾つもある古いお寺や神社、古民家、明治時代の洋館、茶店、古くて懐かしい風情豊かな町で、もう一度ゆっくりと散策したいところです。

  タンノイ製スピーカーの修理
Date: 2018-12-11 (Tue)
今から37年も前に買って以来ずっと活躍していたタンノイ製スピーカーのアーデンMkU(写真は当時のカタログ)ですが、11/16付け日記で書いたように山形県鶴岡市のオーディオラボ オガワさんで修理をお願いしていました。モノが大きいくて重い(43Kgが2個)ので中のユニットだけを送ってエッジの貼り替えとボイスコイル修理をお願いしていましたが、このほど修理完了して到着。

ユニットはとても重くて重心が変な所に在るので、再組み付けは力の要る作業でした。結線はコネクターなので簡単、ようやく完成。私が良く聴いているバッハのオルガン曲、ルネッサンス期の声楽、アンティーク・オルゴールの再生テストでは、37年前に購入した当時と同じ音で歌ってくれて大変満足しております。タンノイの上に乗っているのはボーズの予備スピーカーです。タンノイのエッジが傷んでからは、左下のサブウーハーと一緒にボーズを聴いていましたが、元気で明るいのは取り柄ですが、渋くて暗い宗教音楽には無理が有りました。タンノイには品位が有りますね。

この写真( http://kodemari.net/img3/p637 )は我が家の音の出る玩具達です。修理が間に合ったので12/18に我が家で15人程が集まってオルゴールとタンノイによるクリスマス音楽会を計画しています。ホンモノの牧師さんも出席される予定です。オルゴールとオーディオ、どちらもクリスマス音楽のコレクションを持っておりますので、きっと皆さんに喜んでもらえることと楽しみにしております。

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  新しいデジカメ
Date: 2018-12-10 (Mon)
2010年4月から愛用してコンパクト・デジカメのキャノン・パワ−ショットA3100が壊れてしまいました。ボディー全体を留めるネジが2本とも緩んで落ちてパカパカ、さすがは中国製。8年前の製品なのでアフターサービスはできないとのこと。時計屋さんが持っている小さなネジ2本で修理できるのに残念なことです。

仕方がないで本日デジカメを購入。深度合成が出来るカメラが欲しかったのですが、2社とも高価。これは接写で手前から奥まで一律にピントの合った写真を撮れるカメラで、フィルムカメラではできないことなんです。手前から奥まで少しずつピントをずらしながら何十枚もの写真を連写で撮り、ソフトウェアで連写した写真の中からピントの合った部分だけを抜き出して、1枚の写真に合成する技術です。4〜5年すれば安価なカメラにも搭載されることでしょう。

最後まで深度合成にこだわったんですが、予算の壁は高かった(ニコンで30万、オリンパスで10万、どちらもレンズ無しのボディー)。結論はソニーのアルファ6000(写真)とズームレンズ2本セット(35ミリ換算で24〜75oと80〜315o)で7万円と、とても安い買い物となりました。後でマクロレンズを買って10年ほど活躍してもらいましょう。

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  久しぶりの堀江オルゴール博物館
Date: 2018-12-06 (Thu)
久しぶりに堀江オルゴール博物館を見学しました。今日は団体客の為の日なのですが、そこん所を無理をお願いすると、私達一行を朝一番のツアー(10:30〜)で快く迎えてくださることになりました。受付で尋ねると本日朝一番の団体さんの予約は無くて、私達一行(私と関東のコレクターのたった二人)の貸し切りとなっていました、ラッキー!!

以前は大小さまざまなオルゴール達が目白押しだったのですが、今回は綺麗に整頓されていて車椅子での通過もOKになっていました。でも珍しいオルゴール達が倉庫に入れられてしまったのは若干寂しい。

もう聞かせてもらう機種は決まっていて、写真のニコルフレール工房製のグランフォーマット・オーバーチュア、ロッホマン製ツインディスクなど数台をおしゃべりを交えながら、ゆったりと聞かせてもらいました。前回聴かせてもらって感激したインライン・デュプレックスは不調で演奏出来なかったのは残念。

優れたオルゴールを聴いていると、目の前から煩わしい世界が消えてしまうんですね。

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  スピーカーの修理
Date: 2018-11-16 (Fri)
かなり昔の話ですが1982/7/10(昭和57年)に今使用しているオーディオシステムを阪神百貨店のオーディオファイルで買いそろえました。まだCDが発売される前だったのでパイオニアのLPレコードプレーヤーが主な音楽ソースでした。アンプは当時最新のラックスL-550、スピーカーはイギリスのタンノイ製アーデンMkU(但し見本展示品)を奢りました。後にCDプレーヤーを追加しましたが、これは壊れやすいのか今のは3台目です。

35年以上私達を楽しませてくれたのですが、2年前にスピーカーのサランネットを外してみて仰天! 写真1に見られるようにエッジ部分が剥がれてました。エッジはウレタン製ですが経年劣化が酷くて、触れるとポロポロと剥がれ落ちて行きます。怖くてもう使えず、タンノイの上に載せたボーズ君 + デンオン製サブウーファーをピンチヒッターにしていました。

このほどやっとおみこしが上がって山形県鶴岡市の工房に修理を依頼することになりました。スピーカーユニットを外して、送られてきた専用の通い箱に入れて発送です。左右を別の箱に入れて一つにまとめると、160サイズで20sにもなりました。修理とはいえ高いデスぅ! http://kodemari.net/img3/p633

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  10年越しのオルゴール
Date: 2018-10-27 (Sat)
2008/10/8に三協精機製の72弁シリンダー・オルゴールのムーブメント(機械部分)だけを購入(安かったですね、3万円程!)、2008/11/28のmixi日記#235に仮の台枠に取り付けたという記事を書きました。直ぐに箱を自作する心算だったのですが、何となく着手が億劫で放置。今年の1/25に古くてお洒落な既製の箱を発見。贈り物として鋭意制作を進めてきて、足を2本取り付けたら完成というところまで出来ましたが、話が見送りとなってまたまた放置。

先日1p角の角材を在庫の残材から引っ張り出して切断、底面に接着して5分ほどで完成! 実に竣工まで10年と5分もかかりましたぁ。現行商品で著作権の問題がありますので、音の掲載は遠慮します。

箱は蓋の無い菓子皿(写真1)として完成。ワインレッドの中蓋(菓子皿の底)はベニヤ板にフェルトを貼りつけたものです。フェルトは少し大き目で、簡単には外れないようにタイトフィットになっています。底の丸い穴に鉛筆(下記写真)を押し込むと、中蓋を取り外すことが出来て、チューン・シートとムーブメントを眺めることができます。 http://kodemari.net/img3/p631

なお、写真1の菓子類はトーニョービョー患者で甘党の私にとっては毒性の強いチョコレートですが、ここは撮影用の備品と言うことで。

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  スナッフボックス
Date: 2018-10-21 (Sun)
珍しい文献やオルゴールが大量にオークションにかけられています。調べたところオランダのシリンダー・オルゴールの権威者で大コレクター、2017/12/12に亡くなったルク・ゴールドホーン氏のコレクションでした。

オルゴールが作られ始めた頃に、嗅ぎたばこを入れておく為の小箱に小型シリンダー・オルゴールを組み込んだものが流行りました。写真1は初期のタイプでメーカーはスイスのFs. Nicole et Meylan、ケースは18金製で大きさは8cm x 5p。ムーブメントは42弁で板条の櫛歯を重ねたバリエイ( barillet )と呼ばれるごく初期の様式です。エスティメイトは130万〜260万円と驚くほど高価。 http://kodemari.net/img3/p627

写真2は鼈甲(ベッコウ)で作られたケースに納められたスナッフボックス。セパレート・ティースで3x22=66弁。http://kodemari.net/img3/p628

写真3は湖畔の風景が描かれた木目の綺麗なケースに納められた3x18=54弁のセパレート・ティース。こちらはケースに貴金属を使っていないためか、かなりお手頃。 http://kodemari.net/img3/p629

このほかに贅沢な裁縫箱(Necessairae)、ガラスドーム、ペンダント、ポケットウオッチ、マントル・クロック、シンギングバードボックスなど小型オルゴールの珍品がドッサリ。

  古本
Date: 2018-10-17 (Wed)
またまた物欲にまみれた欲ボケ老人のたわごとですが、オルゴールに関する貴重な書籍のコレクションが大量にオークションに出ていました。

写真1 http://kodemari.net/img3/p624 は単行本が2ロットで合計50冊程度、スタート価格は560ユーロ(73,000円)、エスティメイトは1000〜1600ユーロ(130,000〜210,000円)。写真2 http://kodemari.net/img3/p625 は当時の広告や書類など、スタート価格は80ユーロ(10,000円)、エスティメイトは500〜700ユーロ(65,000〜91,000円)。写真3 http://kodemari.net/img3/p626 はアメリカ(1954〜2017年)とイギリス(1962〜2017年)のオルゴール愛好家団体の機関誌バックナンバー(多分創刊号からの完揃い)、スタート価格は200ユーロ(26,000円)、エスティメイトは1600〜2400ユーロ(208,000〜312,000円)。

このほかにドイツの雑誌とか絵葉書、カタログ、往復文書等、自動演奏楽器に関わる貴重なオリジナル資料が大量に出ています。

写真1についてはほとんどを持っていますし、写真3については半分以上持っているのとDVDやサイトで全てのバックナンバーを閲覧できるので手を出しません。しかし写真2のオリジナル・パンフレット類は欲しいですね。年金生活者にとっては夢のまた夢ですぅ。

これらのコレクションのオーナーは2017年まで存命で、亡くなってから遺族が放出したのでしょう、寂しいことです。

  セパレート・ティースの古いオルゴール
Date: 2018-10-09 (Tue)
古い小型オルゴール(写真1)がオハイオ州チェスターランドで2018/10/29開催予定のオークションに出ています。セパレート・ティース(写真2)と呼ばれていて、櫛歯が1枚の鋼板ではなく、何本か(この例では5本)の短いグループに分かれて(セパレート)います。これは製造に失敗したときに大きな損失を被るのを避けるためと言われてきました。しかしたくさんのネジで留める方が、リスクと比べてもコストが多くかかってしまうのではないかと思います。

とにかくセパレート・ティースは貴重な古いオルゴールの代名詞、今回のは挑戦してみようかと思います。ケースの寸法は幅8.8p、奥行5p、厚さ2.5pで名刺程の大きさ、ケースの材質はガタパーチャ(ゴムの樹由来の天然樹脂を加工したもの)かブリキ(tin)でしょうか。蓋にはフランスの港湾風景(写真3)が描かれています。5弁14組の68弁で曲目は舞曲、ワルツとギャロップで2曲入り。

エスティメイトは250〜450ドル(≒28,000〜50,000円)+バイヤーズ・プレミアム20%と格安。ここの専門は家具、軍事、書籍、絵画で出品点数は785点、オルゴールは2点だけ。価格は格安、でもニューヨーク辺りの専門店が高値で攫って行きそうです。

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  自鳴琴の記事 クェンデ
Date: 2018-10-05 (Fri)
自鳴琴66号

2018/10/1の話ですが、MBSI日本支部の機関誌「自鳴琴」第66号(写真)を公約通り発行できました! いつも足を引っ張る私の翻訳記事が思いのほか早く上がっていたためです。

今号の翻訳記事はイギリスのオルゴール愛好家団体AMBCの機関誌2017年冬号と2018年春号に掲載されたクェンデというスイスのオルゴール工房に関する記事の翻訳です。

クェンデ工房はスイスの山里サン・クロワ村にたくさん在った家族経営の小さな工房でした。一族の家系は親と子が同じ名前であるとか、奥さんの姓を名乗るとか、ややこしい習慣が残っていて解明が大変だったようです。僅か数人の零細企業では社史を執筆して残せるような人材は居ないのに、よくまあ歴史を調べたものだと感心しきり。教会の洗礼簿や過去帳、特許の申請記録、村の商工会の記録、工房同志の取引記録等を丹念につなぎ合わせたクロスワードパズルの様な作業だったことでしょう。

クェンデの最初の頃は立派なオルゴールを作っていましたが、1900年代に入ると需要の減退と競争の激化に伴い、玩具クラスの小型オルゴールの生産の主力を移しました。1922年に競争に敗れたクェンデはリュージュ社に吸収合併されてしまいましたが、クェンデが作っていた回転式菓子皿は今でもリュージュ社によって製造が続いています。

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  イギリスからの書籍
Date: 2018-10-04 (Thu)
昨日の夕方、注文していた本が2冊イギリスから届きました。こういう本は宣伝範囲が狭いので、イギリスの機関誌に載った広告を頼りに直接著者からネット経由で買いました。

一つはディスク・オルゴールに関する本の追加記事で、本編に間に合わなかった珍しい写真、製造番号の記録、メーカー毎の型番リスト等が掲載されています。文章がほとんどないのが残念。しかしリッド・ピクチュア(オルゴールの蓋の裏側に貼られている紙)のサンプルがとてもたくさん(100点以上)掲載されていて楽しめました。安価な小型ディスク・オルゴールは、たくさん売れてほしいというメーカー側の願いを込めて、美しい景色や女性をテーマにした柔らかな色彩が特徴のリトグラフ印刷でした。

もう一つは以前に出版されていたオルガネット(小型自動リードオルガン)の本の追加記事です。どうも私はオルガン系の楽器には詳しくないもので、クラブの機関誌「自鳴琴」に無難な書評を書いておしまい! 本編の本は小型で横長(写真3)の形をしていましたが、追加記事の本は大きな縦長のA4判で、並べるととても違和感デス。

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  オルゴールの修繕
Date: 2018-08-30 (Thu)
家内の知り合いの方からオルゴールの修理依頼がありました。その方が卒業した大学の100周年記念として1989年(30年前)に作られたものです。オルゴールの機械部分(ムーブメント)は18弁クラスと思っていたのですが、豪華版の23弁(価格は5倍以上)が使われていました。

送られてきたオルゴールをチェックすると、ゼンマイが巻き上げられない。ゼンマイの巻き戻りを防ぐために、真鍮の薄板にプレスをしたラチェットが使われています。どうも薄板のラチェット部品が折れてしまったようで、交換しなければなりませんが手に入るかなぁ。シリンダーの端に在るプラスチック部品が経年変化で割れて外れてしまいました。シリンダーにエポキシ接着剤を流し込んで旋盤で所定の形に仕上げると高くつくなぁ! それとも新しいオルゴールを買ってきて、シリンダーと櫛歯だけを活かして共食い修理をするかな?

メーカーに問い合わせたところ、グッドニュース! この「み翼のかげ」という曲はは既製品として供給されているそうです。さっそく注文、お盆休みの後で到着。ムーブメントの交換は所要時間5分。簡単な修理でとても喜んでもらえました。

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  クェンデというオルゴール・メーカー
Date: 2018-08-25 (Sat)
スイスの山の中で1810年頃にサミュエル・クェンデ(Cuendet)が時計とシリンダー・オルゴールの生産を始めました。当初は手のひらに載るほどの小さなスナッフボックスを作っていましたが、後に2本のシリンダーが同時に回るパラレル・デュプレックス・サブライム・ハーモニーの様な素晴らしいオルゴールも生産しました。

イギリスに在るオルゴールの愛好家団体AMBCの機関誌”Mechanical Music World"の最近号にクェンデ一族の活動に関する記事が掲載されていて、私は我がMBSI日本支部の機関誌「自鳴琴」66号に掲載すべく翻訳作業を続けています。原記事には写真がたくさん掲載されていません。特に代表作となるべき大型のシリンダー・オルゴールが1枚しか無いのはとても残念です。

クェンデ社は1992年にリュージュ社(現在スイスで最も盛業中のオルゴール・メーカー)に吸収合併されました。晩年のクェンデ社は玩具とかお土産ものに使われている小型(18弁クラス)の雑貨品に分類されるオルゴールを多量に作っていました。現在でもリュージュ社のカタログには、クェンデ社で作られていたオルゴール付きのコルク栓とか、お菓子を載せる回転式の皿等が掲載されています。

リュージュ社に合併される前に作られたオルゴール付きの回転式菓子皿を阪急デパートの催事「素晴らしき時代マーケット」のトシ・アンティークスのブースで偶然発見! 出品されていたトシ・アンティークスの方の御好意で自鳴琴にこの写真を掲載できることとなりました。掲載誌を送りますということで喜んでくださいました。

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  内村鑑三全集
Date: 2018-08-18 (Sat)
エライ物を貰っちゃいましたよ! 近所に住んでいた敬虔な高齢のクリスチャンの方が亡くなって、未亡人の方が家内を通して遺品である内村鑑三全集(添付写真)を私に贈ってくれました。岩波書店が1983年頃に刊行、全40巻で約23,000ページ、発行当時(第1巻は1981/1/23発刊)の価格では全部で20万円弱!

写真1は書庫に運び込んだ状態、もう書棚が無いのでとりあえず床へ直置き。第1巻の260ページで1行目は「余輩常に思へらく宗教事業は人類の職業中最も卑賤にして最も高尚なるものなりと、」・・・・・うーーん、これって明治の文語体?! 難しい漢語が続々、でもルビ(振り仮名)が振られていいるのは助かります。彼の最終学歴はマサチューセッツ州アマーストのアマースト大学です。全集の書簡や論文のかなりの部分は古い文体の英語で書かれています。今頃出版しても読む人なんて居るのかな?

 彼はバイブルの翻訳者、魚類学者、社会主義批判、再臨運動、無教会主義と色々な顔を持っていました。彼は毀誉褒貶のあるキリスト教の思想家ですが、40年前に浮かんだ好奇心に従い、「死ぬまで勉強」をモットーに全巻読破にチャレンジします。ボロボロのグラシン紙のカバーが40巻の内5巻だけに残っていました、彼は40巻の内5巻だけを読み残してあちらの世界へ旅立ったのでしょう。。

でも黒い虫(紙魚シミ)が付いてきた! 明日にはバルサンでも焚いて燻蒸しなくちゃ。

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  インパレータ
Date: 2018-07-13 (Fri)
また気になるアンティーク・オルゴールがアメリカのフロリダ州で7/25開催予定のオークションに出ていました。インパレータと言う珍しいブランドのアップライト型(縦型)21インチのディスク・オルゴールで、1900年頃にドイツのリヒター社(F. A. Richter & Co.,)が作ったものです。この個体はスイスで10年ほど前にリストア作業を受けて綺麗に整備されています。スタート価格は6,000ドル(≒670,000円)、落札予想価格(エスティメイト)は$9,000〜$14,000(1,000,000円〜1,500,000円程)、バイヤーズ・プレミアムは23%です。リストア済みなので修理費は不要、ディスクは10枚付属ですが、リカットディスクの種類がとても少ないのが残念、オリジナル・ディスクの入手も希望は持てません。

15年以上前に、或るコレクターのお宅でベル付きの21インチを聞いたことが有ります。それはそれは軽やかな低音が豊かに響く素晴らしいオルゴールで、リカットディスクが手に入りにくいという大きなハンディキャップを持っていますが、本当に欲しいと思いました。残念ながら録音では魅力の源である爽やかな低音はほとんど再現されていません。

http://kodemari.net/recitalidx.html/../mp3/JIC004-19.mp3 南国の薔薇(ベル付きの例)です。

年金生活者である私には到底買えません。ケースの凝ったデザインは不細工と評価しているのは負け惜しみです。

http://kodemari.net/img3/p617


  自鳴琴65号
Date: 2018-07-07 (Sat)
機関誌第65号が先ほど届きました、これから封筒に入れて発送の準備です。

今回の私の記事はイギリスの愛好家が作ったMDIデータ(パソコンで音楽を演奏する為のデータ様式)で直接演奏できるオルガニートの駆動部分の製作記事を翻訳したものです。写真(5/31の日記参照)のオルガニートは開発者である三協精機(現在は日本電産傘下)のライセンスを取得せずに中国で無断コピーされた「なんちゃってオルガニート30」を流用したもので、直ぐにギアが壊れるそうです。

http://www.youtube.com/watch?v=EuggcDJOED8

MIDIデータをマイクロコンピューターに取り込み、サーボモーター(写真)でプッシュロッドを押してスター・ホイールを1/4回転させて音を出します。彼はソレノイド(電磁石)ではなくてサーボモーターを使いました。マイクロコンピューターからサーボモーターへ10/1000秒のパルスを送りこむと90度だけ軸が回転するというような動作をします。MIDI信号をマイクロコンピューターでパルスに変換するプログラムは、彼がC言語で開発しました。

これで孔開け作業や取扱いが厄介で嵩張り寿命のある紙のカードから解放されます。原文は17ページですが、ソフトウエア用語とかマイクロコンピューター用語とかの解説を脚注で追加したら34ページにもなってしまいました。慣れないエレクトロニクス用語に振り回された翻訳でした。

http://kodemari.net/img3/p616


  原因不明の復旧
Date: 2018-06-28 (Thu)
このmixi日記をご覧の皆様

6/12の日記に書いたのですが、私のサイトや日記などで音楽を聴いていただく部分のすべてが動かなくなりました。クリックするとエラーメッセージが表示されて、キャンセルしか選択肢は有りません。しかし時たま成功する場合も有ります。

またまた突然のことなんですが、原因も良くわからないのですが、突然復旧しますた!?!。下記をクリックすると演奏が始まります。

http://kodemari.net/recitalidx.html/../mp3/ser08010f.mp3

私のホームページ制作を支援してくれたソフトハウスの説明によると、マイクロソフト社がウインドウズ・メディアプレーヤーか、インターネット・エクスプローラーのバージョンアップをやったのが原因と思います。以前にそのソフトハウスも同じような要因により原因不明のバグが突然発生して困ったそうです。

今までストリーミングで問題なく動いていたのを、無断で突然変更してユーザーを困らせるのは、大変不愉快なポリシーですと書きましたが、誰かがM/Sに苦情を申し立ててくれたんでしょう。何の予告もなくバグフィックスとはM/Sらしいですね。

  フランチシェック・ルゼビチェック工房のオルゴール
Date: 2018-06-26 (Tue)
6/9の日記で話題となったオルゴールですが、昼食直前に良い状態で無事届きました。

私は最低のスタート価格でビッドしましたが、私の参加申請の手続きにミスが有ったようで私の入札は蹴られてしまい、結局不落札でロットパス。でも時間内に有効な金額で応札した証拠としてスクリーンショットを撮影し、これを活用して非常に紳士的にゴネて見ました。結果成功! まあ、向こうも売れた方がいいので話に乗ってくれたのでしょう。

櫛歯の刻印によるとオーストリア・ハンガリー帝国チェコの首都プラハに在ったフランチシェック・ルゼビチェック工房で1860年頃に作られたものです。櫛歯は93本、うち1本は折れています。
ゼンマイの巻上げキーが失われていて、試奏するにはプライヤーで巻上げ軸を掴んで巻き上げねばなりません。シリンダー長は136o、多分4曲入り(充分試奏してないので)ですがチェンジのみで、リピートを選ぶことはできません。箱のサイズは幅231o、奥行128o、高さ90o、重さ2.1kgとかなり小型でリュージュ72弁より一回り大きいだけ(http://kodemari.net/img3/p615)。。試奏した結果・・・酷いダンパーノイズ、これは修理に出さねばなりません。

このオルゴールの演奏をスタートさせるのはボタンやレバーでは無くて、底から出ている紐(スタート紐?)を引っ張れば演奏が始まります。

ケースはかなり傷んでいます。ケース内側四隅の三角形の補強が失われていて、木製の内張りが付けられています。蓋はどうもリビュルトらしく、ケース下半分とは木材の厚さが全く異なっています。残念ながらチューンシートは本来の蓋と共に失われています。

http://kodemari.net/img3/p613


  私の日記やサイトでの音楽について
Date: 2018-06-12 (Tue)
このmixi日記をご覧の皆様

突然のことなんですが、数日前から私の音楽を聴いていただく部分のすべてが動かなくなりました。クリックするとエラーメッセージが表示されて、キャンセルしか選択肢は有りません。しかし時たま成功する場合も有ります。

http://kodemari.net/recitalidx.html/../mp3/m3u/r1510015f.m3u

写真はこのホームページ゙からのアクセス失敗の画面です。私のホームページ制作を支援してくれたソフトハウスの説明によると、マイクロソフト社がウインドウズ・メディアプレーヤーか、インターネット・エクスプローラーのバージョンアップをやったのが原因と思います。以前にそのソフトハウスも同じような要因により原因不明のバグが突然発生して困ったそうです。

今までストリーミングで問題なく動いていたのを、無断で突然変更してユーザーを困らせるのは、大変不愉快なポリシーです。

対策を検討中ですが、今しばらくお待ちください。

坂内 定比古 拝

http://kodemari.net/img3/p612


  ウインナ・スタイルのオルゴール
Date: 2018-06-09 (Sat)
オーストリア・ハンガリー帝国のウイーンやプラハにおいてウインナ・スタイル( Viennese style )と呼ばれていた小型オルゴールが、100年以上にわたって当初の設計のままでずっと製造され続けていました。そのなかでも代表的なフランチシェック・ルツェビチェック(Frantisek Rzebitschek)の製品がアメリカのテキサス州ダラスの街でオークションにかけられていました。ケースのサイズは9x23x13p、櫛歯は94本ですが1本折れている。櫛歯先端のチップは健全かどうか写真では判定できません。チューン・シートは失われています、製造番号は61026、ガムナンバーは3354.。エスティメイトは$400〜1,000,000(アホか?)。これは何かの間違いでしょう。今朝4時ごろにネット経由でちょっかいを出しました。

ゼンマイが高音側(左側)、紐でを引くと演奏スタート、100ノート以下の小型、単純なガバナーベーンとウインナ・スタイルの典型でしょう。

どうも今回のオークション(300点程の内オルゴールはこの1点だけ)では、このオルゴールは不人気のようで誰もビッドをいれていません。私は最低のスタート価格でビッドしましたが、私の参加申請の手続きにミスが有ったようで私の入札は蹴られてしまい、結局不落札でロットパスとなりました。でも決められた時間内に有効な金額で応札した証拠としてスクリーンショットを撮影しておいたので、これを活用して紳士的にゴネてみようかと思いメールを出しました。後は後日報告デス。

http://kodemari.net/img3/p611


  オルガニートのMIDI化
Date: 2018-05-31 (Thu)
オルガニートをペーパーロールを介さずに、MIDIファイルで直接演奏するシステムがイギリスの方により開発されました。写真はレポートの表紙です。実際に動作しているところは動画「 http://youtu.be/EuggcDJOED8 」でご覧下さい。今回開発者からの翻訳許可をフォーラムを通していただきました。原著者は MITXELA.COM を「ミットゼラ・ドット・コム」と発音するように求めています。

どうも開発者はパソコン、マイコン、プログラム等にはとても詳しいのですが、音楽絡みの編曲や楽典には少し弱いのではないかと感じました。したがって音域とか移調とかについての説明はわかりやすいものではありません。また技術的なことは彼にとっては当然のこととして説明が簡単過ぎてわかりにくいものが有ります。つまり易しい文章ですが達意の翻訳は極めて困難で、イギリスへたくさん問合せをしなければなりません。また日本側では技術関係と音楽関係の専門家の助言を参考にしながら作業を進めます。オルゴールの愛好家団体MBSI日本支部の機関誌「自鳴琴」には記事として掲載予定、オルガニート愛好会にはpdfファイルで配布する予定です。

今回はオルガニート30を使っていますが、改良版としてもっと櫛歯が多い機種、櫛歯を2〜3組持っていて必要に応じて切り替えられる機種、全自動演奏、ベルやオルガン付き、機械としての信頼性向上等の課題が残っています。どなたかがこれを実際に作って、改良版に発展させてほしいという期待を以って翻訳を進めていきます。

http://kodemari.net/img3/p610


  オルガンの演奏会
Date: 2018-05-24 (Thu)
今日は母校の関西学院大学(今アメフトで話題沸騰中)の中央講堂で開催されたオルガンの演奏会を家内と一緒に聴いてきました。

中央講堂に設置されているオルガン(写真)はオーストリアのリーガー社製で鍵番はマニュアル2段とペダル、30ストップで2122本のパイプを擁する中型の楽器です。でもね〜、ケースのデザインがぁ〜〜。写真のように講堂を暗くして青色のスポットを当てるという演出ですが、思うにこれは邪道。構内に在るランバス・チャペルにはオーバーリンガー社製の中型オルガンが設置されていますが、ケースのデザインはこちらの方が常識的で遥かにましと思うのは70歳の爺の偏見でしょうか?

演奏は写真で見られるようにご夫婦による大変珍しいオルガンの連弾、手が4本、足も4本でとても賑やか。演奏されたのはリストのハンガリー狂詩曲とデュカスの魔法使いの弟子で、どちらも旦那様の編曲。ハンガリー狂詩曲は良く聴く曲なので親しめたのですが、デュカスの作品は何となく現代音楽の様な不協和音の多い響きで馴染めませんでした。

帰路は・・・もちろん正門前のショコラティエ「デリスモア」の前に在るベンチで、ホワイトチョコのソフトクリームを半分ずつなめて帰宅しました。

http://kodemari.net/img3/p609


  またまたオークション敗退
Date: 2018-05-12 (Sat)
ずっと前から狙っていたレジーナ社製27インチのフォールディングトップ型ディスク・オルゴール6形が昨日の深夜にアメリカのノースカロライナ州(東海岸でニューヨークとフロリダの間)のアシュビルで開催されたブランク・オークションズ社(航空写真)のオークションに出ていました。この機種に関しては今年の2/15#1188、3/15#1191と4/28の#1202で取り上げています。

レジーナ社で作られたディスク・オルゴールで最大のディスクは直径27インチ(≒68.4p)のものです。レジーナ社を代表する機種ですが、最初に作られたのはディスクを1枚だけ乗せて演奏(シングル・プレイ)する縦型オルゴール。次いでディスクの交換を自動的にできる重くて高価なオートマチック・ディスクチェンジャーが開発されました。フォールディングトップ型は27インチの素晴らしい演奏を家庭でコンパクトに楽しめるように開発されましたが、生産量は多くないとされていました。しかし、このオークションサイトで27インチのレジーナ社製では最も多く出品されているのが不思議です。それに反して最も多く作られたシングル・プレイの縦型はほとんど見かけません。

4/28#1202の日記に書いたように、この為の予算が家内の口に流れ込んでしまい苦戦です。オークションは前日の23時頃に始まり、このオルゴールが登場したのは今朝の02:09でした。待ち構えていた私は予算の上限まで自動競り上げシステムをセットして臨みましたが、予算の上限に到達したときに他の人が100ドル高い価格で落札・・・午前02:10にハンマーが撃たれ負けが確定しましたぁ。

私に落札成功を願って念力とオーラを送ってくださった皆様、ミカド大公、ポリフォン公、バッセ卿に深くお礼を申し上げます。次回に望みをつなぎましょう。

http://kodemari.net/img3/p608


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