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日々の出来事を徒然なるままに…


  内村鑑三全集
Date: 2018-08-18 (Sat)
エライ物を貰っちゃいましたよ! 近所に住んでいた敬虔な高齢のクリスチャンの方が亡くなって、未亡人の方が家内を通して遺品である内村鑑三全集(添付写真)を私に贈ってくれました。岩波書店が1983年頃に刊行、全40巻で約23,000ページ、発行当時(第1巻は1981/1/23発刊)の価格では全部で20万円弱!

写真1は書庫に運び込んだ状態、もう書棚が無いのでとりあえず床へ直置き。第1巻の260ページで1行目は「余輩常に思へらく宗教事業は人類の職業中最も卑賤にして最も高尚なるものなりと、」・・・・・うーーん、これって明治の文語体?! 難しい漢語が続々、でもルビ(振り仮名)が振られていいるのは助かります。彼の最終学歴はマサチューセッツ州アマーストのアマースト大学です。全集の書簡や論文のかなりの部分は古い文体の英語で書かれています。今頃出版しても読む人なんて居るのかな?

 彼はバイブルの翻訳者、魚類学者、社会主義批判、再臨運動、無教会主義と色々な顔を持っていました。彼は毀誉褒貶のあるキリスト教の思想家ですが、40年前に浮かんだ好奇心に従い、「死ぬまで勉強」をモットーに全巻読破にチャレンジします。ボロボロのグラシン紙のカバーが40巻の内5巻だけに残っていました、彼は40巻の内5巻だけを読み残してあちらの世界へ旅立ったのでしょう。。

でも黒い虫(紙魚シミ)が付いてきた! 明日にはバルサンでも焚いて燻蒸しなくちゃ。

http://kodemari.net/img3/p618


  無題
Date: 2018-07-13 (Fri)
また気になるアンティーク・オルゴールがアメリカのフロリダ州で7/25開催予定のオークションに出ていました。インパレータと言う珍しいブランドのアップライト型(縦型)21インチのディスク・オルゴールで、1900年頃にドイツのリヒター社(F. A. Richter & Co.,)が作ったものです。この個体はスイスで10年ほど前にリストア作業を受けて綺麗に整備されています。スタート価格は6,000ドル(≒670,000円)、落札予想価格(エスティメイト)は$9,000〜$14,000(1,000,000円〜1,500,000円程)、バイヤーズ・プレミアムは23%です。リストア済みなので修理費は不要、ディスクは10枚付属ですが、リカットディスクの種類がとても少ないのが残念、オリジナル・ディスクの入手も希望は持てません。

15年以上前に、或るコレクターのお宅でベル付きの21インチを聞いたことが有ります。それはそれは軽やかな低音が豊かに響く素晴らしいオルゴールで、リカットディスクが手に入りにくいという大きなハンディキャップを持っていますが、本当に欲しいと思いました。残念ながら録音では魅力の源である爽やかな低音はほとんど再現されていません。

http://kodemari.net/recitalidx.html/../mp3/m3u/JIC004-19.m3u 南国の薔薇(ベル付きの例)です。

年金生活者である私には到底買えません。ケースの凝ったデザインは不細工と評価しているのは負け惜しみです。

http://kodemari.net/img3/p617


  自鳴琴65号
Date: 2018-07-07 (Sat)
機関誌第65号が先ほど届きました、これから封筒に入れて発送の準備です。

今回の私の記事はイギリスの愛好家が作ったMDIデータ(パソコンで音楽を演奏する為のデータ様式)で直接演奏できるオルガニートの駆動部分の製作記事を翻訳したものです。写真(5/31の日記参照)のオルガニートは開発者である三協精機(現在は日本電産傘下)のライセンスを取得せずに中国で無断コピーされた「なんちゃってオルガニート30」を流用したもので、直ぐにギアが壊れるそうです。

http://www.youtube.com/watch?v=EuggcDJOED8

MIDIデータをマイクロコンピューターに取り込み、サーボモーター(写真)でプッシュロッドを押してスター・ホイールを1/4回転させて音を出します。彼はソレノイド(電磁石)ではなくてサーボモーターを使いました。マイクロコンピューターからサーボモーターへ10/1000秒のパルスを送りこむと90度だけ軸が回転するというような動作をします。MIDI信号をマイクロコンピューターでパルスに変換するプログラムは、彼がC言語で開発しました。

これで孔開け作業や取扱いが厄介で嵩張り寿命のある紙のカードから解放されます。原文は17ページですが、ソフトウエア用語とかマイクロコンピューター用語とかの解説を脚注で追加したら34ページにもなってしまいました。慣れないエレクトロニクス用語に振り回された翻訳でした。

http://kodemari.net/img3/p616


  原因不明の復旧
Date: 2018-06-28 (Thu)
このmixi日記をご覧の皆様

6/12の日記に書いたのですが、私のサイトや日記などで音楽を聴いていただく部分のすべてが動かなくなりました。クリックするとエラーメッセージが表示されて、キャンセルしか選択肢は有りません。しかし時たま成功する場合も有ります。

またまた突然のことなんですが、原因も良くわからないのですが、突然復旧しますた!?!。下記をクリックすると演奏が始まります。

http://kodemari.net/recitalidx.html/../mp3/m3u/ser08010f.m3u

私のホームページ制作を支援してくれたソフトハウスの説明によると、マイクロソフト社がウインドウズ・メディアプレーヤーか、インターネット・エクスプローラーのバージョンアップをやったのが原因と思います。以前にそのソフトハウスも同じような要因により原因不明のバグが突然発生して困ったそうです。

今までストリーミングで問題なく動いていたのを、無断で突然変更してユーザーを困らせるのは、大変不愉快なポリシーですと書きましたが、誰かがM/Sに苦情を申し立ててくれたんでしょう。何の予告もなくバグフィックスとはM/Sらしいですね。

  フランチシェック・ルゼビチェック工房のオルゴール
Date: 2018-06-26 (Tue)
6/9の日記で話題となったオルゴールですが、昼食直前に良い状態で無事届きました。

私は最低のスタート価格でビッドしましたが、私の参加申請の手続きにミスが有ったようで私の入札は蹴られてしまい、結局不落札でロットパス。でも時間内に有効な金額で応札した証拠としてスクリーンショットを撮影し、これを活用して非常に紳士的にゴネて見ました。結果成功! まあ、向こうも売れた方がいいので話に乗ってくれたのでしょう。

櫛歯の刻印によるとオーストリア・ハンガリー帝国チェコの首都プラハに在ったフランチシェック・ルゼビチェック工房で1860年頃に作られたものです。櫛歯は93本、うち1本は折れています。
ゼンマイの巻上げキーが失われていて、試奏するにはプライヤーで巻上げ軸を掴んで巻き上げねばなりません。シリンダー長は136o、多分4曲入り(充分試奏してないので)ですがチェンジのみで、リピートを選ぶことはできません。箱のサイズは幅231o、奥行128o、高さ90o、重さ2.1kgとかなり小型でリュージュ72弁より一回り大きいだけ(http://kodemari.net/img3/p615)。。試奏した結果・・・酷いダンパーノイズ、これは修理に出さねばなりません。

このオルゴールの演奏をスタートさせるのはボタンやレバーでは無くて、底から出ている紐(スタート紐?)を引っ張れば演奏が始まります。

ケースはかなり傷んでいます。ケース内側四隅の三角形の補強が失われていて、木製の内張りが付けられています。蓋はどうもリビュルトらしく、ケース下半分とは木材の厚さが全く異なっています。残念ながらチューンシートは本来の蓋と共に失われています。

http://kodemari.net/img3/p613


  私の日記やサイトでの音楽について
Date: 2018-06-12 (Tue)
このmixi日記をご覧の皆様

突然のことなんですが、数日前から私の音楽を聴いていただく部分のすべてが動かなくなりました。クリックするとエラーメッセージが表示されて、キャンセルしか選択肢は有りません。しかし時たま成功する場合も有ります。

http://kodemari.net/recitalidx.html/../mp3/m3u/r1510015f.m3u

写真はこのホームページ゙からのアクセス失敗の画面です。私のホームページ制作を支援してくれたソフトハウスの説明によると、マイクロソフト社がウインドウズ・メディアプレーヤーか、インターネット・エクスプローラーのバージョンアップをやったのが原因と思います。以前にそのソフトハウスも同じような要因により原因不明のバグが突然発生して困ったそうです。

今までストリーミングで問題なく動いていたのを、無断で突然変更してユーザーを困らせるのは、大変不愉快なポリシーです。

対策を検討中ですが、今しばらくお待ちください。

坂内 定比古 拝

http://kodemari.net/img3/p612


  ウインナ・スタイルのオルゴール
Date: 2018-06-09 (Sat)
オーストリア・ハンガリー帝国のウイーンやプラハにおいてウインナ・スタイル( Viennese style )と呼ばれていた小型オルゴールが、100年以上にわたって当初の設計のままでずっと製造され続けていました。そのなかでも代表的なフランチシェック・ルツェビチェック(Frantisek Rzebitschek)の製品がアメリカのテキサス州ダラスの街でオークションにかけられていました。ケースのサイズは9x23x13p、櫛歯は94本ですが1本折れている。櫛歯先端のチップは健全かどうか写真では判定できません。チューン・シートは失われています、製造番号は61026、ガムナンバーは3354.。エスティメイトは$400〜1,000,000(アホか?)。これは何かの間違いでしょう。今朝4時ごろにネット経由でちょっかいを出しました。

ゼンマイが高音側(左側)、紐でを引くと演奏スタート、100ノート以下の小型、単純なガバナーベーンとウインナ・スタイルの典型でしょう。

どうも今回のオークション(300点程の内オルゴールはこの1点だけ)では、このオルゴールは不人気のようで誰もビッドをいれていません。私は最低のスタート価格でビッドしましたが、私の参加申請の手続きにミスが有ったようで私の入札は蹴られてしまい、結局不落札でロットパスとなりました。でも決められた時間内に有効な金額で応札した証拠としてスクリーンショットを撮影しておいたので、これを活用して紳士的にゴネてみようかと思いメールを出しました。後は後日報告デス。

http://kodemari.net/img3/p611


  オルガニートのMIDI化
Date: 2018-05-31 (Thu)
オルガニートをペーパーロールを介さずに、MIDIファイルで直接演奏するシステムがイギリスの方により開発されました。写真はレポートの表紙です。実際に動作しているところは動画「 http://youtu.be/EuggcDJOED8 」でご覧下さい。今回開発者からの翻訳許可をフォーラムを通していただきました。原著者は MITXELA.COM を「ミットゼラ・ドット・コム」と発音するように求めています。

どうも開発者はパソコン、マイコン、プログラム等にはとても詳しいのですが、音楽絡みの編曲や楽典には少し弱いのではないかと感じました。したがって音域とか移調とかについての説明はわかりやすいものではありません。また技術的なことは彼にとっては当然のこととして説明が簡単過ぎてわかりにくいものが有ります。つまり易しい文章ですが達意の翻訳は極めて困難で、イギリスへたくさん問合せをしなければなりません。また日本側では技術関係と音楽関係の専門家の助言を参考にしながら作業を進めます。オルゴールの愛好家団体MBSI日本支部の機関誌「自鳴琴」には記事として掲載予定、オルガニート愛好会にはpdfファイルで配布する予定です。

今回はオルガニート30を使っていますが、改良版としてもっと櫛歯が多い機種、櫛歯を2〜3組持っていて必要に応じて切り替えられる機種、全自動演奏、ベルやオルガン付き、機械としての信頼性向上等の課題が残っています。どなたかがこれを実際に作って、改良版に発展させてほしいという期待を以って翻訳を進めていきます。

http://kodemari.net/img3/p610


  オルガンの演奏会
Date: 2018-05-24 (Thu)
今日は母校の関西学院大学(今アメフトで話題沸騰中)の中央講堂で開催されたオルガンの演奏会を家内と一緒に聴いてきました。

中央講堂に設置されているオルガン(写真)はオーストリアのリーガー社製で鍵番はマニュアル2段とペダル、30ストップで2122本のパイプを擁する中型の楽器です。でもね〜、ケースのデザインがぁ〜〜。写真のように講堂を暗くして青色のスポットを当てるという演出ですが、思うにこれは邪道。構内に在るランバス・チャペルにはオーバーリンガー社製の中型オルガンが設置されていますが、ケースのデザインはこちらの方が常識的で遥かにましと思うのは70歳の爺の偏見でしょうか?

演奏は写真で見られるようにご夫婦による大変珍しいオルガンの連弾、手が4本、足も4本でとても賑やか。演奏されたのはリストのハンガリー狂詩曲とデュカスの魔法使いの弟子で、どちらも旦那様の編曲。ハンガリー狂詩曲は良く聴く曲なので親しめたのですが、デュカスの作品は何となく現代音楽の様な不協和音の多い響きで馴染めませんでした。

帰路は・・・もちろん正門前のショコラティエ「デリスモア」の前に在るベンチで、ホワイトチョコのソフトクリームを半分ずつなめて帰宅しました。

http://kodemari.net/img3/p609


  またまたオークション敗退
Date: 2018-05-12 (Sat)
ずっと前から狙っていたレジーナ社製27インチのフォールディングトップ型ディスク・オルゴール6形が昨日の深夜にアメリカのノースカロライナ州(東海岸でニューヨークとフロリダの間)のアシュビルで開催されたブランク・オークションズ社(航空写真)のオークションに出ていました。この機種に関しては今年の2/15#1188、3/15#1191と4/28の#1202で取り上げています。

レジーナ社で作られたディスク・オルゴールで最大のディスクは直径27インチ(≒68.4p)のものです。レジーナ社を代表する機種ですが、最初に作られたのはディスクを1枚だけ乗せて演奏(シングル・プレイ)する縦型オルゴール。次いでディスクの交換を自動的にできる重くて高価なオートマチック・ディスクチェンジャーが開発されました。フォールディングトップ型は27インチの素晴らしい演奏を家庭でコンパクトに楽しめるように開発されましたが、生産量は多くないとされていました。しかし、このオークションサイトで27インチのレジーナ社製では最も多く出品されているのが不思議です。それに反して最も多く作られたシングル・プレイの縦型はほとんど見かけません。

4/28#1202の日記に書いたように、この為の予算が家内の口に流れ込んでしまい苦戦です。オークションは前日の23時頃に始まり、このオルゴールが登場したのは今朝の02:09でした。待ち構えていた私は予算の上限まで自動競り上げシステムをセットして臨みましたが、予算の上限に到達したときに他の人が100ドル高い価格で落札・・・午前02:10にハンマーが撃たれ負けが確定しましたぁ。

私に落札成功を願って念力とオーラを送ってくださった皆様、ミカド大公、ポリフォン公、バッセ卿に深くお礼を申し上げます。次回に望みをつなぎましょう。

http://kodemari.net/img3/p608


  オークション敗退
Date: 2018-05-06 (Sun)
私は今朝早く(午前2時ごろ)にオルゴールのオークションに参加し、またまた負けましたぁ。オークションはアメリカのペンシルバニア州(ニューヨークの南)に在るマッキーズロックスというやや寂れた町のオークションハウスDargate Auction Houseで開催されました。多分大型家具等を取り扱うために天井の高い古い教会の建物を流用したのでしょう。

今回のオークションは普通のアメリカ人家庭に在った中古の家財道具を全て換金処分したような感じ。中古のアクセサリー、食器、家具、置物、時計、玩具、古写真、絵葉書、花瓶などが1000点ほどで、がらくた市に近い。

狙っていたオルゴールは「MF」と製造番号の刻印が残されているところから、メルモード・フレール社1840年頃の製品で36弁の小型シリンダー・オルゴール。同社はスイスの山里サンクロワ村で操業していた大手のシリンダー・オルゴールメーカーでした。ケースにはかわいい幼児の絵が貼られているので幼児向けの玩具として作られたもの(写真)です。同社は玩具やお土産用の小さな安物を大量に生産していましたが、1890年頃から富裕層向けの豪華で大きなオルゴールの生産に転換していました。

スタート価格がたったの5ドル≒550円だったのでとりあえず参加。エスティメイト(落札予想価格は20〜200ドル≒2,200〜22,000円)でバイヤーズ・プレミアム(手数料)は落札価格の25%。落札したい私は70ドルまで自動で5ドル刻みで競り上げという設定にしました。ところが思いもかけない速度で価格が競り上がり、結局110ドル≒12,000円で他人が落札、私の負けです。この価格で輸入すると航空運賃、保険料、輸入時消費税等で3万円程度になります。純粋に楽器として見ると、新品の36弁オルゴールと比較してこの値段はちと高い・・・・は負け惜しみでしたぁ。次のオークションは2018/5/11、モノはレジーナ社製27インチのフォールディングトップのディスク・オルゴールです、ご支援の念力を送ってください!

http://kodemari.net/img3/p607


  ヤフオクで中古CD
Date: 2018-05-02 (Wed)
ヤフーオークションでまだ発見はあり得るのかとCD欄を眺めていたのですが、2枚発見! 1枚は伊豆ガラスと工芸美術館から発売されているオルゴールのCD( http://kodemari.net/img3/p605 )です。サイトの情報によるとこの美術館は平成30年5月13日(日)を以って閉館することとなったようです。いや〜〜入手できてラッキー!

18曲入りで収録されているのはシンフォニオン、カリオペ、レジーナの標準的なものと、メテーァ(H. Metert)のシリンダー・オルゴールです。ブックレットにはメテルトと表記されていますが、フランス語なのでメテーァの方が近いと思います。

もう1枚は民音(創価学会系の音楽愛好家団体と聞きました)創立30周年記念として、平成5年10月に関係者に無償(価格の表記無し)で配られたものと思われます。演奏はレジーナ社製27インチ・オートマチック・ディスクチェンジの標準型で、収録されているのは有名な曲が僅かに4曲だけ。このCDは既に持っていたのですが、2018/3/17の日記1190号のコメントでひょもひゃんさんが指摘されたように8ページの簡単なブックレットが付属していました。ありがたい情報に感謝です。このCDは中身が見えない濃い青色のケース( http://kodemari.net/img3/p598 )に入っています。写真( http://kodemari.net/img3/p606 )は今回CDに付属してきたブックレットの表紙です。

私はコレクションに入ったオルゴールのCDについては劣化対策として、すべてをリッピングしてパソコンに保存しています。CD233枚分5,594曲で102ギガバイトになりました。

  ボワセレステ
Date: 2018-04-29 (Sun)
ボワセレステ(天使の歌声)と呼ばれているオルガン付きのオルゴールがオークションに出ていました。ボワセレステに関しては2018/3/26の日記1192をご覧ください。下記はオルガン・セクションが16音の例です。今回のオルゴールは42音のオルガン・セクションを持っているので、もっと複雑な編曲になっていると思います。
            http://www.youtube.com/watch?v=yt_Xrj0DWNc

今回は珍しくインターチェンジアブル(シリンダー交換型)でサイズはオルゴール部分が41cmX109cmX56cm、専用の机部分が112cmX122cmX71cm、シリンダーの長さは16インチ≒40pもあり、かなりでかいものです。オルガン・セクションは42音もあり充分な風を送り込むために大きな鞴(フイゴ)が必要なので、強力なスプリング・モーターが2組も組込まれています。シリンダーは全部で4本付属。完全に修復が行われているので、鞴破損(古くなると革に切れ目が入り風を送れなくなる)の心配は無用だそうです。

スタート価格は12,000ドル+バイヤーズプレミアム23%で合計14,760ドル≒160万円程度。エスティメイト(落札予想価格)は超強気の18,000〜25,000ドル! この価格だと中国やアラビヤの音楽が入っていてガッカリということはなさそうです。

でも高い! 結局誰も入札せずでロット・パス(2018/4/28)と言うことになりました。今年中にもう少し安くして再度オークションに登場すると思います。

http://kodemari.net/img3/p604


  レジーナ社製フォールディングトップ
Date: 2018-04-28 (Sat)
ずっと前から狙っていたレジーナ社製27インチのフォールディングトップ型ディスク・オルゴール6形が、今度は2台もオークションに出ていました。

写真1( http://kodemari.net/img3/p601 )の1台はアメリカのノースカロライナ州(東海岸でニューヨークとフロリダの間)のアシュビルで2018/5/11に開催されるオークションに出品されるものです。製造番号は21113で1897年製、古いディスクが7枚付属。スタートはUS$1,000、エスティメイト(落札予想価格)はUS$2,000〜3,000でそのほかにバイヤーズプレミアム(手数料)28%を加算しなければなりません。落札した場合、輸出梱包料、航空運賃、保険料、輸入時消費税、通関手数料、点検とグリス交換、全塗装(写真で見られるようにかなり傷んでいる)、調律作業工賃がかかります。1ダース程のリカットディスク(@30,000 X 12=360,000円)が欲しくなることでしょう。演奏の調子は不明ですが、ムーブメントは標準的なものなので修理が必要になっても簡単でしょう。

http://kodemari.net/img3/p603 )もう一つの無傷のオルゴールは日本のヤフーオークションに出ているもので、締切は4/28(実に本日!)の19:37。製造番号は32985で1899年製、古いディスクが10枚付属。出品者は知人かな?? こちらは締切間際の30秒ほどになると入札が殺到して価格が急騰するのがいつものパターンです。最低落札価格が設定されていますが、その金額は非公開。こちらはどこかのアンティーク・ディーラーが入念に修理依頼したものらしく点検の必要はなし、現在は快調に演奏できているそうです。こちらは引き取りに行ける距離なので、オルゴール以外にはリカットディスクの追加購入(@30,000 X 12=360,000円)ぐらいしか費用は発生しません。

う〜〜ん、 To buy or not to buy, that is the question!。オルガン付きシリンダー・オルゴールを買おうと画策していた時の資金は家内の口の中に消えて行きました(2018/3/26の日記1192参照)。ホント迷います。

http://kodemari.net/img3/p602


  天使の歌声
Date: 2018-03-26 (Mon)
また気になるオルゴールがオークションに出てました。今度はボワ・セレステ(Voix Celestesフランス語で天使の歌声でしょうか)と呼ばれる型式です。櫛歯の他に小型のリード・オルガンというべきなんでしょうか、ハーモニカの様な楽器がオルゴールに組み込まれています。下記はとても素晴らしい音質のボワ・セレステの例です。音源の正体が不明なので数日中に削除します。
http://kodemari.net/recitalidx.html/../mp3/m3u/BS-022.m3u

初期型のボワ・セレステはオルガン・セクションが櫛歯の左端に設けられており、オルガンの役目は櫛歯の演奏を補強する伴奏でした。ブレモン工房の作品。
http://www.youtube.com/watch?v=E9tyaye9WU4

後期型のボワ・セレステはオルガン・セクションが櫛歯の中央(写真2 今回の例)に設けられており、オルガンの役目は主たるメロディーの演奏で、櫛歯はそれを補強する伴奏でした。これも同じブレモン工房の作品。
http://www.youtube.com/watch?v=J5u8ALSt14k

かなり珍しい例ですが、オルガン・セクションが大きくなって櫛歯を追い出してしまったフルオルガン・ボックスと呼ばれる例が残されています。日本にも招来されており、堀江オルゴール博物館と京都嵐山オルゴール博物館で実機を聴いたことが有ります。下記はその中でも珍しいインターチェンジアブルのフルオルガン・ボックスです。
http://www.youtube.com/watch?v=L7sAAeIwhng

今回はスタートがUS$400、エスティメイトがUS$800〜1200で手数料は28%です。ケースのサイズは幅61p、高さ32p、奥行31p、ボワセレステの特徴でケースの背がとても高くなっています。

今年の1月に少し小さいボワ・セレステがオークションに出ていましたが、US$850で落札されています。しかしボワセレステ特有の問題として、ほとんどの場合鞴(フイゴ)の折り目が切れており、充分な風をオルガン・セクションに送りこむためには、皮の鞴を貼り替えねばなりません(イラスト3)。欲しいのだけど、輸入後のたたりが怖い!

後日譚
To buy or not to buy, that is the question!! そこに家内が登場、「歯の治療に20万円もかかるのぉ。」 私の憧れのボワセレステは家内の口の中に消えましたぁ。

http://kodemari.net/img3/p600


  20インチのフォールディングトップ
Date: 2018-03-15 (Thu)
数日前のことですが、またまた負け戦の話です。私が前々から狙っているレジーナ社製フォールディングトップ型オルゴールですが、大きな27インチと一回り小型の20インチ3/4の2種類が作られていました。27インチ(6型と7型)と比べて、20インチ(26型と27型)の生産量は1/10程度で珍しいものです。オルゴール愛好家の間で音楽としての評価は、驚いたことに小型の方が大型の27インチよりも高いのです。今回はこの珍しい20インチの26型がオークションに出ていました。元はMBSIの役員も務めた方のコレクションの一部のようです。

製造番号は31522で1899年製、130弁、サイズは74cm x 52p x 29cm、直径20インチ3/4(52.7p)の錆びた5000シリーズ・ディスクが26枚付属、櫛歯は健全だが錆が酷い、ムーブメントは可動。写真で見られるように傾いているのは足が片方失われているため。ケースのモールディングが一部紛失。

スタートは1,000US$、結局1,900US$で落札、バイヤーズ・プレミアムは23%でUS$437。航空運賃が10万円程度、輸入時消費税8%、錆びた櫛歯の研磨と調律、グリス交換、足とモールディング新作、傷だらけのケース再塗装と修繕、ムーブメントの点検注油などで手許に届くまでに70万円程度になってしまいます。ディスクも新しいリカット盤が1ダース(36万円程度)ほど欲しくなります。やっぱり年金暮らしの私には見送りデス。

http://kodemari.net/img3/p599


  オークションで入手したCD
Date: 2018-03-07 (Wed)
私はアンティーク・オルゴールに関する資料を積極的に蒐集(CDコレクションは200枚以上)しています。オルゴール博物館のサイトや雑誌の広告等を注意深く見ているのですが、どうしても漏れは出てきます。

ヤフオクをボーっと眺めていると、見慣れない(多分コレクションに無い)ジャケットのCDが2点見つかりました。Upした方はオルゴールについて詳しくない方で、そのCDの発売元なんかはよくわかっていないようでした。さっそく入札、ライバル不在で直ちに落札成功。先週どちらのCDも無事に届きました。

1枚( http://kodemari.net/img3/p596 )は民音音楽資料館で制作されたものでした。民音では変わったCD( http://kodemari.net/img3/p598 )も発行していました。普通の12pのCD(74分収容可能)ですが収録は4曲10分弱だけ、濃い紺色で不透明のスタンダードケース(民音創立30周年記念と印刷)に収められており、ブックレットも曲目リストも無し。

もう1枚( http://kodemari.net/img3/p597 )は竹久夢二伊香保記念館で発売されていたものです。どのCDも収録されているオルゴールは当時ベストセラーとして数多く売られていた標準的な型、そして選曲は今でもポピュラーなオペラの一部等でした。

  フォールディングトップ型オルゴール
Date: 2018-02-15 (Thu)
40年近く欲しくて探しているレジーナ社製27インチのフォールディングトップ型ディスク・オルゴールがオークションに出ていました。レジーナ社ではこのタイプのディスク直径が20インチと27インチの2種類を製造していました。20インチタイプは生産量が27インチタイプの1/10ぐらいで珍しいものですが、どうも音楽的にはこちらの方が好ましいという意見の方がおられました。

今までにこのオークション・サイトで14台のフォールディングトップ型を眺めてきました。その内20インチ型は2台、空箱だけで機械無しが1台、かなり錆びているのが1台、ディスクを入れる台(ビン)はとても珍しいものですが、1/3以上に付属していました。

最安値は2.000ニュージーランドドル(≒166,000円)、普通は6,000〜8000USドルぐらいでしょうか。今回は4,000USドルで落札、これに航空運賃(ビン付きで容積がとても大きい)、バイヤーズ・プレミアム25%、輸入時消費税、点検と注油をプラスすると100万円を超えると思います。年金で暮らしている私にはとても手が出ないので見送りデス。

http://kodemari.net/img3/p595


  オークションで見つけたルツェビチェック
Date: 2018-01-28 (Sun)
19世紀初頭、オーストリア・ハンガリー帝国のウイーンやプラハにおいてウインナ・スタイルと呼ばれている小型のシリンダー・オルゴールが製造されていました。ウイーンとプラハのオルゴールは現代のコレクター達によってそのクラフツマンシップと優れた音質が高く評価され、収集家にとって最後に収集対象となるといわれています。

典型的なウインナ・スタイルのオルゴールは簡素なデザインで四隅に三角の補強が入ったケース、比較的大きなスプリング・モーター、低音部の櫛歯がガバナー寄り(向かって右側)、単純な形のガバナー・ベーンと言う特徴を持っています。最も多く作られた2曲モデルのシリンダーは長さが100mm、直径が25mm、櫛歯は80または83本です。全生産期間を通じてすべてのモデルは元の設計を変えずに生産されました。主として時計、ミュージカル・タブロー(風景の一部に時計台等が描かれた油絵)、手芸用バスケットなどに組み込まれていました。スタート・ストップや曲目変更はムーヴメントの底を通っている紐(コード)によって操作されるものが多いようです。

スイスとは異なる設計にしなければならなかったのは当時のヨーロッパの政治状勢に起因するものがありました。1815年にウイーン条約が結ばれスイスの中立が保障されましたが、同時にスイスからオーストリア・ハンガリー帝国に対する禁輸措置が講じられました。オーストリア・ハンガリー帝国で販売されるオルゴールは部品も含めてスイス製と間違われてはいけない、つまり一見してスイス製とは異なる外観を持っていなければならなかったためです。

プラハにおいてはフランチシェック・ルツェビチェック(Frantisek Rzebitschek)がアロイス・ヴィレンバッハーとともに1819年に創業しました。事業は息子のグスタフ(Gustav)によって継承されましたが1897年に社業を閉じております。

今晩オークションに出ていたのは、このフランチシェック・ルツェビチェック製の小型シリンダー・オルゴールです。キーとチューン・シートは紛失。価格は60ユーロ(≒8千円)、手数料29%はお買い得。ドイツで開催されていたので日本時間では夕方のアクセスしやすい時間。マイセンのかわいい人形がたくさん出品されていましたがほとんどが不落札で異様に速いペースで進行。オルゴールはプロが目を付けていたのでしょう、あっという間に550ユーロ(≒7万円)。これは負けです。

http://kodemari.net/img3/p594


  聖光教会でクリスマス・コンサート
Date: 2017-12-24 (Sun)
12/24クリスマス・イブに西宮市甲子園に在る聖光教会でオルゴールを使ったクリスマス・コンサートをやりました。とても重いオルゴールは12/16に京都の洛陽教会で使用後、車に積み込んだままにしておきました。今回は2階の礼拝堂まで運び上げ。

牧師さんは女性でかわいいプログラムが配られました。これは主にカトリックの習慣なんですが、祭壇中央には写真の様なキリスト生誕の場面を人形で再現したプレゼピオが飾られていました。キリストがお生まれになったベツレヘムの馬小屋を舞台に、ヨセフやマリア、東方の三博士、羊飼いなどの人形が飾られています。イエスキリストの人形だけは、12月24日の24時が回ってから、イエスキリストの誕生日にあわせて飾られます。

アマゾンのオンライン・カタログを見ているとイタリアの本場ナポリで作られた60万円以上もする高価なものも見られますが、ここのプレゼピオは信者さんの手作りで馬小屋の素材はダンボール、人形は多分手ひねりの紙粘土製。

かわいいプレゼピオに見守られながら次々とクリスマスにちなんだ曲をオルゴールで演奏、とても喜んでもらいました。

http://kodemari.net/recitalidx.html/../mp3/m3u/p2404041f.m3u
http://kodemari.net/recitalidx.html/../mp3/m3u/p2440036f.m3u
http://kodemari.net/recitalidx.html/../mp3/m3u/r1501288f.m3u

西宮市にある夙川(シュクガワ)カトリック教会の立派なプレゼピオの写真は、2013/12/21の日記をご覧ください。

http://kodemari.net/img3/p593


  洛陽教会でのクリスマス・コンサート
Date: 2017-12-17 (Sun)
昨日京都市内の洛陽教会でクリスマスのオルゴール・コンサートをやりました。写真は立派な礼拝堂で来客入場前、プログラムは漫画の付いていない明朝体だけの真面目一徹版。

今回はディスク・オルゴールが2台、シリンダー・オルゴールが4台、オルガニートが2台等を持ち込んで、クリスマスにちなんだ曲を次々と鳴らして楽しんでもらいました。壁や床が木造で木製の机に載せた為か音響はなかなか良かったと思います。2時間もの長丁場、オルゴールの音は皆同じなので、少しだれたかな? 車にCDプレーヤーとアンプを積むスペースが有りませんでした。やはりオルガン付きとかベル付きのように音色の違うオルゴールをCDで補った方が飽きずに楽しんでもらえたかなと反省です。

http://kodemari.net/img3/p592


  ヘンス・トゥース社製のディスク
Date: 2017-12-03 (Sun)
浜松で開催されたMBSI日本支部で会員の方から依頼されていたレジーナ15インチ用のディスクが到着しました。航空運賃が高い(US$54.75)ので、私も便乗して2枚を11/17に発注しました。タイトルは1637「オールド・ブラック・ジョー」とR15223「もろびとこぞりて」です。ディスク1枚がUS$69.50ですから運賃込円貨換算で1枚11,300円程度になりました。10枚買っても運賃はあまり変わらないと思いますので、次回は仲間と一緒にもう少し発注数を多くしなければならないと思っております。

今回は初めてヘンス・トゥース社から購入、ここのディスクには曲名や番号が中央の小さな金色の紙製シールに印刷されているだけで読みにくい。ディスクの裏面には何も書かれていません。材質は堅いステンレス鋼製、バーレイ・ジョンソン氏のディスクとよく似た材質でヘアライン仕上げです。

注文を受けた1637「オールド・ブラック・ジョー」は100年以上前に販売されていたレジーナ社製ディスクのリプロダクションのようです。私が発注したR15223「もろびとこぞりて」は最近の編曲でしょう。こちらは写真2で見られるように、まるでコンティニュアス・ディスク(2017/11/29のmixi日記参照)のように曲の始まりのギャップがとても狭い。ポーター製の同じ曲と比べて音の数がとても多くて派手な気がします。

「オールド・ブラック・ジョー」の著作権はとっくに切れていますが、「もろびとこぞりて」はまだ生きているかもしれないので、2〜3日中に削除します。

http://kodemari.net/recitalidx.html/../mp3/m3u/r1501637f.m3u  Old Black Joe
http://kodemari.net/recitalidx.html/../mp3/m3u/r1515223f.m3u  Joy to the World

http://kodemari.net/img3/p591


  コンティニュアス・ディスク
Date: 2017-11-29 (Wed)
11/11に開催されたMBSI日本支部年次総会の席で、会員の方からレジーナ社製15インチ1/2のディスク・オルゴール用のオールド・ブラック・ジョー#1637を入手してほしいとの依頼が有りました。そこで色々な方法で探索。

1. 以前にディーラーさんから引き取った古いディスクの山積みのストックから探索。レジーナ社製15インチ1/2用のディスクは300枚以上在庫、ここで見つかればとても安価に提供可能ですが残念、見つからず。

2. ポーター社のカタログには有るのですが、ちと高い。多分新しい編曲(レジーナ社の番号と違う#8395)と思うので、ご希望のオリジナル編曲ではありません。
MBSI日本支部の会員の方から下記の様なご指摘が有りました。ありがとうございました。
 <私が調べたところでは,#8395 も #1637 と同じオジジナル曲だと思います。
 というのは,以前のポーター社のカタログには,Reproduction盤とJack Perron 氏の編曲によるNew Arrangement盤を分けて書かれており,
“Old Black Joe”はReproduction盤の方に書かれていました。 私も,ポーター社からこのディスクを入手していますが,正にオリジナル曲です。 ただ,30年も前に入手しましたので,その当時のティスクには,#1637 と印刷されています。
 ポーター社は,何年か前より15 1/2”のディスク番号を,全て8000番台に変更していますが,Reproduction盤とNew Arrangement盤が混在しており,どれがオリジナル盤か分からない状態です。>

3. 田代音楽工房には有りませんでした。

4. バーリー・ジョンソン氏 残念ながら高齢で事業をやめたようです。ここのディスクは音質外観共に最高、価格は最低でした。

5. ルネッサンスディスク社は何時も頼んでいるので・・・。

6. ヘンス・トゥース社 初めてここに頼んでみようかと思います。100年前のレジーナ社オリジナルと同じ番号なので、オリジナルの良い編曲が期待できます。私もついでにクリスマスのJoy to the World「もろびとこぞりて」を便乗発注、運送費を折半します。届いたら音と共にmixi日記にUpしますね。

古いレジーナ15インチ用ディスクの在庫の曲名を全数チェックしてたところ、副産物としてとても珍しいコンティニュアス・ディスクと書かれたものを2枚も発見。普通のディスクには曲の始めと終わりに無音の部分が設けられています。見つけたコンティニュアスディスクの内1枚はこの仕様のお約束で丸いマーク付き(写真)、もう1枚は珍しく丸いマーク無し。このディスクはダンスの伴奏用として作られていて、ダンスを続けて楽しむために曲の終りの無音区間が設けられてなくて、途切れることなく連続で演奏できます。

こちらはコンティニュアスの丸いマークがついたディスクの演奏(どちらも2回演奏)です。でも・・・・つまらない編曲だなぁ〜〜!
レジーナ社製10158番Tilzer作曲Obeja
http://kodemari.net/recitalidx.html/../mp3/m3u/r1510158C.m3u
レジーナ社製11337番Frantzen Caruso?作曲Sorority Waltzes
http://kodemari.net/recitalidx.html/../mp3/m3u/r1511337C.m3u

イギリスの文献によると11277〜11340の近辺にはコンティニュアス・ディスクが数多く含まれています。

http://kodemari.net/img3/p590


  ルクルト?製の古いシリンダー・オルゴール
Date: 2017-11-27 (Mon)
10/31の日記に書いてあるルクルト?製の古いシリンダー・オルゴールですが、11/17に届きました。MBSI日本支部大会の後始末なので忙しく、梱包をほどいて1回テスト演奏をしただけでほったらかしになっていました。

本日改めてじっくりと観察、ケースは思っていたよりも一回りでかい。鍵が付いていなくて掛金だけ、装飾が全く施されていない古い様式のケースに入っています。6曲入りでサイズ17番のキーによる巻上げ、内部はガラス中蓋なしでシェラックニスの塗装だけ。ケースの底は埃だらけ。フラップと仕切板は取り替えられたらしく、掛金を取り付けた形跡が残っていません。

珍しいことにこんなに古いオルゴールですが、かなり傷んだチューン・シートが残っています。そのデザインからルクルト製かもしれません。刻印によれば製造番号は17848、ルクルト製と仮定すれば1845年頃の作品で年代的にもおかしくありません。チューン・シートの字は悪筆。1曲目はノルマのCasta Diva、2曲目はTranquility Melody?、3曲目はポルカ、4〜6は読めません。当時ポピュラーだったオペラの一節でしょうか。

右(高音側)から8番目の歯の先端が折れていて音が出ていませんが、大きな悪影響は無いと思うので修理はしません。歯車に緑青が見られるので掃除したいところ。櫛歯には変な方向に研磨の跡が入っているのと、防錆の為かニスが塗られていてテラテラと天婦羅状の艶が有ります。細かいサンドペーパーでサッと一拭きしたいです。

演奏は下記の通り、派手ではないけれども初期のオルゴールらしい、なかなか佳い編曲だと思います。1番から6番までと全曲通しです。これでUS$225、笑いが止まりません!!

1番 http://kodemari.net/recitalidx.html/../mp3/m3u/Lecoultre-1.m3u
2番 http://kodemari.net/recitalidx.html/../mp3/m3u/Lecoultre-2.m3u
3番 http://kodemari.net/recitalidx.html/../mp3/m3u/Lecoultre-3.m3u
4番 http://kodemari.net/recitalidx.html/../mp3/m3u/Lecoultre-4.m3u
5番 http://kodemari.net/recitalidx.html/../mp3/m3u/Lecoultre-5.m3u
6番 http://kodemari.net/recitalidx.html/../mp3/m3u/Lecoultre-6.m3u
全曲 http://kodemari.net/recitalidx.html/../mp3/m3u/Lecoultre-All6.m3u

http://kodemari.net/img3/p589


  MBSI日本支部年次総会
Date: 2017-11-25 (Sat)
2017/11/11〜13の日程でオルゴールの愛好家団体MBSI日本支部の年次総会が浜松で開催されました。退屈な議事はさておき、今年は幹事の方ががんばってくださって「静岡産オルゴールとその遺産」と「人口知能演奏システム…」と題した2本の講演会はとても充実したものでした。地元のテレビ局から取材が入っていて、私が持参したオルゴールも出演。

博物館の見学は2か所、「浜松市楽器博物館」と「浜名湖オルゴール・ミュージアム」、プラス掛川に在るヤマハのグランド・ピアノの工場見学(流れ作業でグランドピアノを生産!)でした。

浜松市楽器博物館の収蔵品は膨大な量でカメラで撮ろうという気を起させないほどでした。でもオルゴールが収蔵されていないのはちと悲しい。写真は浜名湖オルゴール・ミュージアムの自動演奏オルガンと大型オルゴールの展示室、写真2はレジーナ27インチのフォールディングトップ(欲しいなぁ。

http://kodemari.net/img3/p588


  オルガニート200の1
Date: 2017-11-24 (Fri)
古い話となってしまいましたが、11/11〜11/13の日程でMBSI日本支部2017年度年次総会が浜松で開催されました。

オルゴールだけでなくオルガニート(写真1)の愛好家や技術者もたくさん出席してくれます。そこで11/10に開発中のオルガニート200(仮称)の実物大模型(写真2と3)を持参してご意見拝聴を計画しました。

この実物大模型は年次総会の直前に発泡スチロールに接着剤や両面テープを駆使して、いい加減な夜なべ仕事ででっち上げたものです。これは開発しようとしているオルガニート200が、果たして一人で運べる程度の大きさに収まるのかどうかを検討するのが主な目的です。

技術者の方々はとても親切で思いもかけない問題点を指摘して下さいました。櫛歯を支えるベッドプレートはびくともしない丈夫さが必要、スター・ホイールを支えるシャフトは精度が大切、ペーパーロールの幅が広いとシャフトを引っ張って三日月状に曲げてしまう。これを避けるためにシャフトの長さを短くしないといけない、などなど。

編曲を支援するソフトはMIDI編集ソフトの改造と、グラフィックソフトの改造を組み合わせた方が、開発期間を短くできるらしい。どうもクリティカルパスは編曲支援ソフトの開発に在るようです。

http://kodemari.net/img3/p587


  ラトビアの民族音楽
Date: 2017-11-09 (Thu)
近所の母校関西学院大学ランバス・チャペルで開催された「ラトビア伝統音楽の調べ」と題されたウズマニーブの演奏会に行ってきました。日本でラトビア音楽を演奏するのはここだけのようです。使用する楽器はバイオリンとラトビアの民族楽器クアクレ。ラトビアはバルト3国の一つでヨーロッパ北部に在ります。

クアクレはチターの様な格好をした松材で作られた楽器で11弦、調律は白鍵だけ、基準音Aは440ヘルツです。演奏方法は右手の指で全弦を撫でて音を出しますが、左手の指で押さえている弦は音が出ません。音を出したくない弦を選ぶという特異な演奏方法です。もちろん指で単弦をはじいて音を出すこともあります。

白鍵だけのためにどのような組み合わせでも、たとえ隣り合った弦を同時に鳴らしても不協和音は発生しません。そのような単純な楽器にもかかわらず、出てくる音楽はふんわりと柔らかく温かい、素晴らしい。隣で朗々と鳴り響くバイオリンの音をそっと支えているようです。伴奏楽器のような働きかなと思っていましたが、不思議なことにたった11弦の単純な楽器の全弦を搔き鳴らしているだけにも関わらず、音の高低とメロディーが感じられるのです。1曲が平均すると2〜3分程度と、とても短いのも特徴です。

会場が音楽ホールではなくて礼拝堂のため、讃美歌が美しく響くように設計されています。つまり残響時間が長いために、楽器や曲の説明が早口で聴きとれませんでした。しかし音楽は素晴らしい。11/28に神戸で開かれるライブが楽しみです。

CDを買い、サインをもらいましたよ。音楽のサンプルを掲載して、ぜひ皆さんに聴いてもらいたいのですが・・・著作権。ポスターに掲載されているの肖像権はOKでしょう。

http://kodemari.net/img3/p586


  マンドリンの演奏会
Date: 2017-11-05 (Sun)
関西学院大学4回生でマンドリンクラブに所属している下宿の女学生(ギター担当)さんから第92回定期演奏会のチケットをもらいました。電車で1時間ほどの阪神電車尼崎駅の前に在るあましんアルカイックホール・オクトまで家内と一緒にお出かけ。

編成は指揮者、マンドリン7名、マンドラ(低い)5名、マンドセロ(もっと低い)3名、ギター5名、コントラバス3名、管楽器4名の合計28名となかなかの大編成。

第1部で演奏されたのはモーツァルト作曲劇場支配人の序曲、フォーレのシシリエンヌ、ハチャトリアンの仮面舞踏会と耳慣れたクラシック音楽でした。第2部は中国南部の少数民族の民謡に着想を得て作られた作品など、第3部はイタリアの有名ではない作家のロマンツァとボレロ、トゥーランドットから誰も寝てはならぬ、デュカの魔法使いの弟子で大作揃い。どうも第2部や第3部は私のような旧式コチンコチン頭では理解がむつかしい。マンドリンは小編成というよりも独奏が向いているように思えました。

最後のアンコールに讃美歌から「かみともにいまして」=長い旅に出る友達の無事を祈る歌が演奏されました。シンプルな曲ですが、ワタクシ的にはこれがイチバン。4回生にとってはこれが最後の演奏会、難しい世界へ挑戦する卒業生を送り出すのにふさわしい曲でした。

http://kodemari.net/img3/p585


  ルクルト?
Date: 2017-10-31 (Tue)
10/16の日記に書いたオルゴールですが、何の間違いか分りませんが落札成功デス。

写真はオークション会場の建物。ニューヨークから100〜200km程の山の中に在るリゾートで、オークション会場の北は広大なゴルフ場、南は川を隔てて住宅地(別荘地か?)。

オークション主催者はFlannery's Estate Services、今回のセールは油絵、家具、陶磁器、ピストルや猟銃が主体で80点程出品、オルゴールはたったの2台。ニューヨークが近いので専門ディーラー(ナンシーさんとか)がやって来て高値で攫って行くと思って期待していませんでした。スタート・プライスは100ドル、エスティメイトは200〜400ドルと主催者にはやる気なし。

競りが始まると、どうも値段の進み方が悪くビッド数も僅か。結局225ドルで私の勝ち。オークション会場にはライバルがいなかったんでしょう。キーワインドの優れたオルゴールなので2,000〜3,000ドル辺りの攻防戦になると思っていたのですが、拍子抜けと同時に笑いがこみあげてまいりますぅ。午前8:02でした。さっそく手数料を加算してPaypalで32,000円程支払って手続き完了。これから輸送方法のメールを入れます、うっしっし。

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  気になるオルゴール ルクルト?
Date: 2017-10-16 (Mon)
気になるオルゴールがオークションに出ていました。メーカーは不詳。鍵が付いていなくて掛金だけ、装飾が全く施されていない古い様式のケースに入っています。6曲入りで16番のキーによる巻上げ方式、内部はガラス中蓋なしで白木のまま赤く染められていません。ロットナンバーは67。

珍しいことにこんなに古いオルゴールですがチューン・シートが残っています。そのデザインからルクルト製かもしれません。刻印によれば製造番号は17848、ルクルト製と仮定すれば1845年頃の作品で、年代的におかしくありません。

オークションは10/31、ニューヨ−ク州北部の森の中に在るFlannery's Estate Service社で開催。オークションに出品されているのはピストル、ライフル銃、油絵、陶磁器、家具等、全部で75点と小規模、オルゴールは2点だけ。どちらもスタート・プライスは100ドル、エスティメイトは200〜400ドルとやる気なし。バイヤーズ・プレミアム23%、300ドルで落札したとすれば、日本までの航空運賃、保険料、輸入消費税、日本での点検注油等で150,000円ぐらいになりそう、初期の優れたオルゴールならばとてもお買い得と思います。

状態はworking orderとだけ書いてあるので、最低限動くのでしょう。かなり心が動きます、10/31のオークションは参加して・・・・見るだけ〜〜!

http://kodemari.net/img3/p583


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