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ダブル・コーム ( double comb )
g043 G0427 掲載 2005/5/12

この用語に関してはオルゴール用語集の中にある「デュプレックス・コーム」G0427の記事を参照してください。その記事の中では赤字でこの用語を表記しています。
イギリス Iffley Millの風景を掲載しています。

ダンパー・レール ( dumper rail )
g043 G0421 掲載 2005/8/5 改訂 1 2007/6/13

この用語に関してはオルゴール用語集の中にある「ダンパー」G0404の記事も参照してください。

ダンパー・レールとはディスク・オルゴールのダンパーを並べて半田付けした部品のことです。ポリフォン社製の104型では櫛歯が2組あるのでダンパー・レールも2本あります。

古いオルゴールの場合、たいていは数本のダンパーが曲がっていたり折れていたりします。きれいに修理するのであればダンパー・レールから破損したダンパーを切り取って取り替えます。新しいダンパーを半田付けすときは隣のダンパーの半田付けを熱で溶かしてしまわないように注意が必要です。取り替える部分だけ融点の低い半田を使い手際よく作業を進めるべきでしょう。もし格好を問わない(組み立ててしまえば外からは見えない)のであればダンパーの途中から切断して新しいダンパーの先だけを半田付けすれば、熱による悪影響を最小限に留めることができます。

ポリフォン104のようなポピュラーなタイプは、ダンパーが取り付けられたダンパー・レールもアセンブリーでリプロダクションが作られています。あんまりたくさんのダンパーが破損しているのならば、そっくり交換というのも検討すべきです。
ポリフォン社製104型のダンパー・レール
リプロダクションのダンパー・レール
ポリフォン社製104型のダンパー・レールです。

「あとりえ・こでまり」にて修復作業中に撮影。






下の写真はリプロダクションで新品未使用のレジーナ用ダンパー・レールです。

この写真は山梨県北杜市にある萌木の村博物館ホール・オブ・ホールズの好意で撮影したものです。

チェンジ・スネイル ( change snail )
g043 G0424 掲載 2005/12/07

2曲以上の曲目が打ち込まれているシリンダー・オルゴールでは、1曲目の演奏が終われば次の曲を演奏できるようにしなければなりません。シリンダーに曲数分だけのピンがリング状に打ち込まれており、演奏が終わるとシリンダーがほんの少し(ピンのリングの1列分だけ)スライドして隣のピンのリングが櫛歯を弾くようになっています。この動きはシリンダーの記事のイラストをご覧ください。

小型のオルゴール(スナッフ・ボックスのような小さなもの)はチェンジ・フォークを使う簡単なやり方で、手動で曲目を変えます。中型以上のシリンダー・オルゴールはここに掲載されたやり方で自動的に曲目を変更します。
曲目変換メカニズムの拡大図
曲目変換メカニズムのイラスト
チェンジ・スネイルのイラストです。









調整可能なレジスター・ピンとシンプルなペグの例。
標準的なスネイル・カムと初期のランタン・ギアの例。
Reproduced with permission from “The Musical Box: A Guide for Collectors” by Arthur W.J.G. Ord-Hume ( Schiffer Publishing Ltd ).
原著作権者Arthur W.J.G. Ord-Hume氏より文書で2005年4月3日付許可 転載禁止


フィンガー(緑色)が乗っているチェンジ・リピート・レバーをチェンジ側(イラストでは向こう側)に押すと、シリンダーが1回転するごとにフィンガー(緑色)がチェンジ・スネイル(黄色)を歯1本分(曲数分の1回転)だけ回します。そうするとチェンジ・スネイルに取り付けられたスネイル・カム(ピンク色)も曲数分の1だけ回転します。そしてスネイル・カムがシリンダーに取り付けられたレジスター・ピンを1曲分だけ右方向に移動させます。何回転かして全ての曲目を演奏し終わったらスネイル・カムは最も低い部分に来て、レジスター・ピンが左端に移動し、最初の曲を演奏する位置にシリンダーがリセットされます。

チェンジ・リピート・レバーを手前にセットするとフィンガーが届かなくなり、チェンジ・スネイルが回転しないので、今演奏している曲目を変更しないで演奏し続けます。

シリンダー・オルゴールがランを起こして1曲分だけピンのリングが破損した場合は、スネイル・カムの該当する曲を演奏する部分を削り取って演奏しないようにする簡易(手抜き)な補修方法が取られることもあります。


蓄音機つきオルゴール ( phonopectine )
g043 G0431 掲載 2007/

ただ今執筆中です。メールで督促していただきましたら、この項目のUpLoadを急ぎます。
イギリス Botanic Gardens and Magdalen Towerの風景を掲載しています。

チュートン様式 ( Teutonic style )
g043 G0420 掲載 2005/4/19 改訂1 2005/5/11

この用語に関してはオルゴール用語集の中にある「ケース」G0211の記事も参照してください。その記事の中では赤字でこの用語を表記しています。

皆さんはこのチュートン様式という言葉をお聞きになったことがありますか?かなり権威のある辞書コンサイス・オックスフォード辞典( The Concise Oxford Dictionary いわゆるCOD )を引いてみると「ドイツの」とか、「ドイツ的」という意味があると記されています。
出典 COD 1990年版 P1263

サイト・オーナーは以前にオルゴールに関する何かの本でこの言葉を知りましたが、記録を取っていなかったので残念ながら出典を記すことができません。近所にある母校の関西学院大学図書館で美術史や美術工芸に関する事典類を漁ってみましたが見つかりませんでした。家具の様式の一つとしてチュートン様式という用語が定着しているのかどうかについて、かなり怪しくなってきた感があります。ドイツという国は音楽以外の美術工芸の分野では永らく傍流を歩んできたためでしょうか。

下の写真のように直線的な装飾がたくさん付けられた独特の様式は、一言で表現するための用語を持っていてもいいのではないかと思いますが。
チュートン様式のケース
3台とも代表的なチュートン様式 ???
左端はポリフォン社製19インチ
この写真は東京都渋谷区にある川上楽器の好意で撮影したものです。
中央はシンフォニオン社製の時計付き
この写真は長野県下諏訪にある諏訪湖オルゴール博物館奏鳴館の好意で撮影したものです。
右端はシンフォニオン社製グランドファーザーズ・クロック
兵庫県神戸市 ファミリア坂野コレクション

調律 ( tuning )
g043 G0422 掲載 2005/11/14

オルゴール櫛歯は鋼の板にたくさんの切り込みを入れた形をしています。この櫛歯はピアノのように半音ずつ上昇している音階になっているわけではありません、つまりスケールになっていません。シリンダー・オルゴールの場合はシリンダーに組み込まれている曲を演奏するのに必要な音だけが櫛歯になっているのです。これはオルゴールの櫛歯が一度弾かれて音を出したら一定時間は再度弾くことが出来ないという機構的な制約があるためです。トレモロやトリルのように同じ高さの音を続けて出したい場合は同じ高さの音を出す櫛歯をたくさん用意しなければなりません。マンドリンと呼ばれるタイプのオルゴールは同じ高さの音を1音当たり8本(1オクターブ分の白鍵だけで56本)以上も準備しています。

昔のやり方によるシリンダー・オルゴールの櫛歯の調律は長くて細い木片(割り箸ぐらいの)の片方の先端を調律技術者の歯と歯の間に咥え、もう一方の先端をこれから調律しようとする櫛歯とマスター・コームとに交互に接触させてから、双方の櫛歯を交互に弾いて両方の音の違いを骨導音で聞きながら行っていました。調律は櫛歯を鑢(ヤスリ)で削ることによって音を上げて行います。櫛歯の裏についているチューニング・ウエイトを削るか、櫛歯の先端に近い側面部分を削れば音が上がります。チューニング・ウエイトに鉛を足すか、櫛歯の裏側の中央辺りを削れば音を下げることが出来ます。この作業に使うヤスリは日本の大工道具にある「追入れ鑿」(おいれのみ 大工道具のサイトをご覧ください)によく似た形状の特殊な工具です。調律は必ず手でヤスリをかけねばなりません、電動工具を使うとすぐに削りすぎるという事故を起こすそうです。

マスター・コームの写真
マスター・コームの写真
シリンダー・オルゴールの櫛歯を調律するときに参照するための櫛歯(マスター・コーム)です。製品の櫛歯はこのマスター・コームと同じ音が出るように調律されます。

撮影記録なし。

シリンダー・オルゴールの櫛歯をはずして逆におくと、コーム・ベースの裏側部分に櫛歯のグループ分けの区切り線と音の名前が罫書針で刻み込まれている場合が多いようです。ごく初期のオルゴールにはこの習慣がなかったようで、曲名がわからない場合の音階のリストア作業は極めて困難になります。

現代の量産型シリンダー・オルゴールの調律は塩水の中に櫛歯を漬けて、電気メッキの逆の原理で櫛歯の重さを減らしながら自動的に高速度で行われています。サイト・オーナーは株式会社三協精機製作所さんのご好意でこの自動調律機を見学する機会がありましたが、機械の中から湧き出たような塩の小さな山に驚きました。株式会社オルゴールさんにおける試作品や特注品などの少量生産も見学できたのですが、女性の調律技術者がオシロスコープを眺めながら電動回転ヤスリで驚くほど短時間で調律してしまいます。

ディスク・オルゴールの櫛歯もよく使われる音は数多く、あまり使われない音は少なく配置されています。詳しくはEssay013ディスク・オルゴールに使われている音階を参照してください。昔の調律作業などはシリンダー・オルゴールとまったく同じやり方でした。スイスのシリンダー・オルゴール・メーカーが櫛歯だけをドイツのディスク・オルゴール・メーカーに部品として納入していたこともありました。

ツー・パー・ターン ( two tunes per turn )
g043 G0429 掲載 2005/5/25

普通のシリンダー・オルゴールは2曲から8曲程度まで1本のシリンダーで演奏できます。4曲演奏できるシリンダー・オルゴールの場合、1曲演奏し終わる毎にスネイル・カムを1/4回転させて4段あるチェンジ・スネイルの階段をレジスター・ピンが順次昇って行くことによって、シリンダー全体が1段ずつ左へスライドしていきます。2曲目になると1曲目のピンは櫛歯を弾くことなく通過していきます。4曲目(右端のピンの列)の演奏が終わるとチェンジ・スネイルの1段目にレジスター・ピンが戻り、シリンダー押付バネの力でシリンダーは右端に押し戻されて1曲目の演奏ができる状態になります。この辺りの詳細なイラスト付きの説明はシリンダーの項目を参照してください。

櫛歯の間隔を広く取れば6曲や8曲の演奏も可能(この辺りはシリンダーの項目を参照してください)です。通常はシリンダーの円周1回転で1曲演奏ですが、円周半回転で1曲(つまり円周1回転で2曲)演奏できる機種をTwo Tunes per Turn,通称ツーパーターンと呼びます。4曲用の櫛歯の間隔で8曲の演奏ができますが、1曲当たりの演奏時間は半分になってしまいます。当然スリーパーターンも作られました。通常このツーパーターン・タイプのシリンダーは太いのでファット・シリンダーとも呼ばれます。

ツーパーターンでは12曲程度まで組込可能ですが、それ以上の曲目が必要となるとシリンダー交換式になります。インターチェンジアブル・シリンダー・オルゴール、又はリチェンジ・ボックスの項目を参照してください。

多分ツーパーターン
多分ツーパーターンと思いますが、少し自信がありません。少なくともファット・シリンダーであるのは間違いありません。

この写真は山梨県北杜市にある萌木の村博物館ホール・オブ・ホールズの好意で撮影したものです。

シリンダー1回転で3曲演奏するもの「スリー・パー・ターン」や4曲演奏できるもの「フォア・パー・ターン」も作られましたが、音楽という観点から見ると演奏時間があまりにも短く成功作とは言えないと思います。

ディーラー ( dealer )
g043 G0425 掲載 2005/7/18

日本のディーラーさん(つまり骨董品の小売ビジネスをされている人々)は我々オルゴール・ファンのために世界中から古いオルゴールを探してくれたり、壊れたオルゴールを修繕してくれたりする日本語を喋るありがた〜〜い存在です。

単なるシロートのファンである我々がプロフェッショナルであるディーラーの真似をできるのでしょうか? MBSIに加盟したら誰でもアメリカやイギリスのディーラーやオークション・ハウスの広告を機関誌上で見ることができます。海外の業者さん(ディーラー、リストア技術者、オークション・ハウスなど)はお客に対しては誰でも平等(国内、国外、アマチュア、プロのわけ隔てなく)に販売してくれます。値段も量による割引はありますが、日本で言う仲間割引(ディーラー同士の取引に適用される割引価格)のような商習慣は無いようです。

MBSI日本支部に入ると上記の情報が結構、日本語になった状態で耳に入ってきます。会員の中にはディーラーの人やリストアの技術者もいますし、実際にモノをいろいろなディーラーの方から買ってきたコレクターの方もたくさん在籍しています。

クリスティーズオークションチーム・ケルンなどのオークション・ハウスは誰にでも門戸を開いており、ネット経由で参加することもできます。閉鎖的と言われている日本の画商や古典籍の世界とは異なり極めてオープンな世界です。

そのようなオープンな世界で我々はディーラーさんに何を期待すればいいのでしょうか。私は情報(とそれを得るのに必要な時間)だと思います。
  オークションに出品されているものは珍しいものかどうか、良い物かどうか。
  そのオルゴールはよい音が出るのか、親しい現地の同業者の評価を聞きたい。
  そのオルゴールの価格は妥当か。
  その海外のディーラーはお金を送ったら必ずオルゴールを送ってくれるのか。
  その海外のディーラーはオルゴールに詳しいのかどうか。
  オルゴールを日本に送る運送業者はオルゴールに慣れているのかどうか。
  オルゴールをリストアに出したいが、その技術者の腕はどの程度か。
  オルゴールを修理したいので前払いするが、その技術者は修理に着手してくれるのか。
  修理が終わればその技術者はオルゴールを送り返してくれるのか。
  その修理にはどの程度の期間が必要なのか。
  その修理作業の費用は妥当か。

以上のような情報を英語で得るにはいくつかの失敗経験(極めて高価な失敗です)と膨大な時間とが必要でしょう。これこそディーラーさんに肩代わりしてもらうべき事項です。つまりお金で時間と信頼性が買えるのです。欲しいオルゴールの条件をディーラーさんに伝えて探してもらうのが最も賢いお付き合いの仕方ではないかと思いますが、いかがでしょうか?




テスト・ディスク ( test disc )
g043 G0426 掲載 2005/09/05 改訂2 2005/12/30

ディスク・オルゴール櫛歯の状態をテストするためのテスト・ディスクが既製品としてルネッサンス・ディスクス社から「セットアップ・ディスク」の名前で発売されています。上の写真はシンフォニオン社製のエロイカに使用するテスト・ディスクです。

上の写真の左側はエロイカ独特の同期チェック用ディスクです。エロイカは3枚のディスクが同時に回転して演奏するオルゴールですので、3枚の回転の同期が完全に取られていないと演奏がおかしくなります。一定間隔で鳴るようにプロジェクションが9組(櫛歯が左右2本で一組になっているので、プロジェクションも左右2箇所で一組)あります、これを演奏すると9回同じ音が同時に鳴らねばなりません。この調整は大変根気と時間が必要です、音楽が記録されているディスクを使ってこの調整作業をやるのはほとんど不可能です。

上の写真の右側は櫛歯が全部鳴っているかどうかをチェックするディスクです。エロイカの櫛歯は左右に分かれていて、右側の櫛歯を鳴らすプロジェクションは左側の櫛歯を鳴らさずに通過します、逆に左側の櫛歯を鳴らすプロジェクションは右側の櫛歯を鳴らさずに通過します。
エロイカ独特の同期チェック用ディスクとテスト・ディスク
Polyphon24インチ用テスト・ディスク
エロイカ用のテスト・ディスクです。左側は演奏の同期をチェックするためのもので同じものが3枚で一組になっています、右は櫛歯が鳴っているかどうかチェックするためのものです。




左側はポリフォン24インチ用のルネッサンス・ディスクス製テスト・ディスクです。右側は田代音楽工房に頼んで作ってもらったポリフォン24インチ用のテスト・ディスクです。

共に「あとりえ・こでまり」コレクション
ポリフォン24インチ用のテスト・ディスク(セットアップ・ディスク)の取り扱い説明書の翻訳がミュージックボックス・キーから発行されています。同社代表の村上氏の好意によりその全文をここにアップロードします。このテスト・ディスクは順次音を鳴らすだけではなくて和音、タイミング、音量のチェックもできるようになっています。

下の写真の左側にあるポリフォン24インチ用のルネッサンス・ディスクス製テスト・ディスクはすべての音を鳴らすようにはなっていませんでした。そこで全部の音を順次鳴らすようなテスト・ディスクを田代音楽工房に頼んで作ってもらいました。このディスクの音は有用であるけれども最もつまらない音楽です。

♪ 演奏開始 ♪ クリックしてください、最もつまらない曲の演奏が始まります。Windows Media Playerの画面を最小化すればこの文を読み続けることができます。

デュプレックス・コーム ( duplex comb )
G0428
ただ今執筆中です。メールで督促していただきましたら、この項目のUpLoadを急ぎます。
イギリス Christ Churchの風景を掲載しています。

トップ・レール ( top rail )
g043 G0423 掲載 2005/4/21

この用語に関してはオルゴール用語集の中にある「ペディメント」G0637の記事を参照してください。その記事の中では赤字でこの用語を表記しています。

イギリス Martyrs

テスト・ディスク(セットアップ・ディスク)の使い方
g043 G0430 掲載 2005/9/9
 
ポリフォン 62.5cm(24インチ1/2)用セットアップ・ディスク

・スタート位置は、ディスク外周のドライブ・ホールのそばの小さい穴です.

第1部 上部の大きいコームの和音のテスト
4本の歯を同時に弾く つぎに 2本の歯を同時に弾く つぎに
3本の歯を同時に弾く つぎに 5本の歯を同時に弾く

第2部 大きいコーム(上部と下部)のタイミング・テスト
上下の各コームの歯をひとつずつ同時に弾いてタイミングをテストします。
低音から高音まで順に弾いていきます。二つのコームの同調性のテストです。

第3部 大きいコーム(上部と下部)の音量のテスト
低音から高音まで、4音ずつ5回はじいて、二つのコームが同じ音量を持つこ
とを確かめます。

第4部 大きいコーム(上部と下部)の和音のテスト
上部コームの2本の歯と、下部コームの2本の歯を弾く
上部コームの3本の歯と、下部コームの3本の歯を弾く
上部コームの5本の歯と、下部コームの4本の歯を弾く
繰り返します。
このテストで上部・下部のコームの和音が正しく演奏されていることを確か
めます。

第5部 上部の大小のコームの和音のテスト
上部の大きいコームの3本の歯と、小さいコームの2本の歯を弾く
上部の大きいコームの5本の歯と、小さいコームの2本の歯を弾く
繰り返します。
このテストで上部の大小のコームの和音が正しく演奏されていることを
確かめます。

第6部 小さいコーム(上部と下部)のタイミング・テスト
上下の各コームの歯をひとつずつ同時に弾いてタイミングをテストします。
低音から高音まで順に弾いていきます。二つのコームの同調性のテストです。

第7部 小さいコーム(上部と下部)の音量のテスト
低音から高音まで、4音ずつ2回はじいて、二つのコームが同じ音量を持つこ
とを確かめます。

第8部 すべてのコーム(上部と下部)の和音のテスト
上部コームの5本の歯と、下部コームの4本の歯を弾く
上部コームの6本の歯と、下部コームの6本の歯を弾く
繰り返します。
このテストですべてのコームの和音が正しく演奏されていることを確かめます。
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ディスク製造:ルネッサンス・ディスクス
ミュージックボックスキー/村上泰造
560-0045大阪府豊中市刀根山2-5-58-203
 Tel+Fax 06-6845-8628
この記事はミュージックボックスキー/村上泰造氏の好意で掲載しているものです。転載、リンクはもちろん引用も禁止します。